大宮競輪 F1 前検日（本田）

　今日から４連休の予定でしたが、急遽今日だけ大宮競輪に取材しに来ました。明日からの車券戦術に役立ててもらえるようにいっぱい取材をしてきました。ご参考に。

　「昨日（２２日）追加をもらった」とは２レースの植木哲良（８６期・群馬）。急な参戦で仕上がり具合が心配されるが「それは大丈夫。追加がくると思って練習をしていたので」と不安はない。
　「調子は大分戻っている」とは小島正幸（７２期・茨城）。「だから感じはいいんだけど、相手が…。地元の越川（一寿）君には結構やられているんだよね」。苦手を克服さえできれば勝ち上がれるはず。明日は３レースの④番車で出走します。
　「来期はＳ級なんです」とは４レースに登場の久松昇一（５９期・静岡）。ただ最近は９着の成績が目立つ。「前期にＳ級の点数を得る為にハッスルしすぎちゃって競走のリズムを崩してしまった。でも練習はずっとしていてのこの成績なので心配はしていません。そろそろ結果がでるでしょ」と前向きにとらえる。「木村（元信）君に行ってもらったことが以前あるから」との理由で明日は北の３番手から一発を狙う。
　５レースの本命は和田圭。地元の田仲剛（５１期・埼玉）が「相手強いけど、僕は埼京ラインで秋葉（大輔）君へ。前々回の最終日にマークし、その時は彼捲りだったけどワンツー決めたよ（本人は２着）」。ラインの絆の強さを強調。大本命にタッグで挑む。
　「日本で一番好きなバンク」とは６レースの松山正和（７６期・静岡）。「前回ここで完全Ｖ決めたし、本当に相性がいいんです」と終始笑顔。松山⑤－鈴木太生雄⑧でひと捲りなら⑤⑧中心に⑤から手広く。
　「今回からフレームを変えます」とは７レースの平石浩之（８７期・茨城）。「練習で何度も乗ってみたが、いい感じ。楽しみです」。ならば中山健③－朝生真吾⑦の３番手から平石⑧が突き抜けて⑧⑦、⑧③。
　「良くはなっているがまだまだ」とは８レースの増田利明（８１期・静岡）。「１着取ってきっかけをつかみたい」と明日は勝ちにこだわる走りをしそう。
　９レースは地元コンビに期待。先頭で駆ける女屋文伸（８３期・埼玉）は「先行はできているんで着は気にしていません。逃げていればいつか結果がでると思うんで」とここも先行一本の構え。マークするのは高橋義彦（６１期・埼玉）。「前回の初日と最終日につけて１着と２着。いつも逃げてくれるし信頼しています」と好目標を得て再度チャンスをつかむ。
　特別競輪の常連・高城信雄（７７期・兵庫）は１０レースに登場。「怪我をして焦り、ちょっと早く復帰してしまったのが悪かったみたい」と今の低空飛行を自分なりに分析。「少し時間がかかるけど、徐々には良くなっていくと思う」と言うのがやっと。まだまだの様子だ。対照的に１００日以上の長欠明けから見事復帰したのは桜井健（７１期・徳島）。名古屋１⑨④、高松②⑥⑦と成績もいい。「できすぎですよ（笑）。こんなりいいとは思わなかった」と予想外の成績に自分でもビックリ。そして「大宮競輪場に来たのは初めて。選手やって１５年だけど、やっと来られましたよ」と聞き、僕もビックリ。
　地元の新鋭・池田勇人（９０期・埼玉）は今年初の競走。「年末の伊東記念で落車して鎖骨（骨折）をやっちゃって…。で、思い切って休んじゃいました。その後、練習はできていますが正直走ってみないとわからない。調子？　街道（練習）をメインでやって、デキは８割ぐらいかな」。明日は１１レースの④番車で登場。「着より内容を重視。思い切って逃げます」と先行する構えだ。
　メインの１２レースは鈴木謙太郎（９０期・福島）の先行一車。前回の熊本では「初日はカマシ返し、準決は捲りで。５００バンクでも積極的にはしりましたよ」と予行練習は完璧。「大宮は２回目。初めてきたのはＡ級の時。その時の決勝は先行しようとしたら叩かれてしまい、でも番手にハマってそこから伸びてＶ。Ａ級初優勝を決めたんですよ、ここで」。思い出のバンクでＳ級初優勝をも決めるか。まずは初日の走りに注目。


　静岡ダービーは地元の渡辺晴智のＶ。山崎芳仁の番手から抜け出して、マークする合志正臣まで引き込んで二車単の目は①⑧。⑨①、①⑨の二車単を買っていた僕としては「枠番にしとけば良かった」と思い、後悔が残る結果に。「残念」

日本選手権競輪（静岡ダービー） ５日目（本田）

　今日も車券購入に精進しましたが、二段駆けは決まらないし伊藤正樹は６着に沈んでしまうし…。今日はスーパーリーチが出現するものの全て外れ。明日頑張ります。

　さて明日は決勝戦がメイン。その１１レースの並びは山崎芳仁⑤－渡辺晴智①－合志正臣⑧、平原康多③－藤原憲征⑥、４人揃った中部ラインは小嶋敬二⑨－山田裕仁②－山口幸二④－浜口高彰⑦。やはり①①①と無傷で勝ち上がった山崎が中心となるが、一度も逃げていないのが気にいらない。平原も勝ちにこだわるレースばかりで消極的で食指は動かない。対して小嶋は①④②着とムラだが、連日流れに応じて「反応」しているのが気にいった。僕は小嶋⑨から、今開催一番デキがいい「鬼脚」の渡辺晴①への⑨①本線に⑨②、①⑨と押さえたい。

　今日は萩原孝之－新田康仁－鈴木誠の二段駆けが決まらなかったが、神様（番組様）が再度僕にチャンスをくれた。明日の７レースも萩原④－新田②－鈴木⑦のセットで、今度こそ二段駆けを決めてくれるはず。②⑦を買って、決勝に弾みをつけます。