松戸競輪 F2 初日（本田）

　久しぶりの現場、３月になって初めてバンクを生でみました。記者席にいるだけでワクワクしています。

　ここでは明日の面白そうなレースをピックアップします。まずは１レース。中津川大輔（７８期・静岡）と高谷穣での二分戦。中津川が「高谷君は大ギヤだから逃がしたら厳しい。なので僕が先手を取っていきたい」と積極的なコメント。でも相手の方がより積極的なら叩かれてしまうことも。「その時は番手に飛び付きます」と両面策で戦う。中津川⑤－山梨省造②－遠藤典克⑦で突っ張って逃げた時は山梨の抜け出しで②⑤、②⑦。高谷③の番手に飛び付いた時は⑤＝③で良さそう。
　あとは４レースに出場する関貴之（９３期・茨城）が初日一番強い走りをした。正攻法の選手に一回突っ張られたが、７番手の自力型が捲ってくると中団外併走から併せてカマシ、そのまま押し切った。「半端なレースになっちゃたんで、準決はきっちり逃げたい」と先行宣言。準決は当然だが、決勝も狙ってみたい一車だ。

玉野競輪 開設５７周年記念 ３日目 （伊藤）

　三日間の中で一番風が強く先行選手はヘトヘト。ペースかに思われた１１R　渡部哲男ですら６着に沈んでしまうし、１０R　稲垣裕之は合志正臣の強烈ブロックで捲り不発。
　主力級の自力型は準決でことごとく失敗して決勝の自力型は松岡貴久、守谷陽介、伊藤正樹。その中で抜群の動きを披露しているのは伊藤。３連勝の勝ち上がりで好調をアピール。そして依然として流れがいい紫原政文。地元作戦で守谷を目標に二段駆けを狙う三宅伸と狙い目が多く迷いますが地元気合の三宅で①⑤から買ってみます。