松戸競輪 F2 二日目（本田）

　昨日仕事帰りに今年初の「生」ライブに行ってきました。さいたま市民会館おおみやで行われた、ザ・クロマニヨンズの「ケイヴ・パーティー」を。時間を忘れさせる「ショー」でスタンディングもへっちゃら。ただライブ終了後、１時間は耳がキンキン、久々に本物の「ロック」を堪能した感じ。僕にとってはいい誕生日となりました。そのライブの中でボーカルの甲本ヒロトが「最終日が特別（な日）なんじゃないんだ、ロックが特別なんだよ」と言っていたのが耳から離れない。ちなみに昨日の大宮で行われたライブがツアー最終日、それで出た言葉なんですけど。
　これを競輪に当てはめると「最終日（決勝）が特別なんじゃないんだ、競輪が特別なんだよ」という事。要するに毎日競輪を楽しめって事でしょ？　と言っても明日は松戸競輪は最終日。ここではチャレンジ決勝とA級決勝をピックアップしていきます。

　まずは９レースのチャレンジ決勝から。並びは安部貴之①ー阿部正宏⑤の宮城コンビ、亀谷隆一②ー渡辺公洋⑦の南関コンビ、丸山直樹⑥ー矢島一弥⑨の関東コンビ、蒔田英彦④ー羽石国臣③ー郡司浩之⑧の混成ラインでの戦い。気になるのは丸山ー矢島ライン。最初は矢島が「前で自力」と言っていたが「同県の先輩から『番手で勝つより、番手を勝たすレースをしろ』っていわれたので」と丸山。それでのコメント変更。なら先輩の助言通りに丸山が矢島を引き出すレースか。二段駆けで矢島⑨の頭は確定。相手は無傷での勝ち上がりの安部①とみて⑨①、これで良さそうだ。

　１２レースのA級決勝の並びは高橋陽介①ー十文字菊雄⑤ー渡辺恭典⑦、内海雅夫③ー仲亀宏治⑧、吉田裕全⑥ー高瀬卓②ー吉田英二⑨、あとは「先手ラインから」の甲田聡④での戦い。やはり注目は吉田裕先導の埼京ラインの二段駆け。吉田裕が「高瀬さんがついてくれるのでブンブン逃げます」と言っていたのだから食指が尚動く。ここは高瀬②ー吉田英⑨で番手捲り、②⑨から④、③、⑤の３着あたりが面白そうです。

　「生」で「生まれる」も連想できます。今日は日本で初めて路面電車が生まれた日（１８９５年）、走った日らしいです。なので？　電車に乗って松戸競輪場まで是非お越しくださいませ。昨日のクロマニヨンのヒロトやマーシーも電車、電車って歌っていたし。「生」はいいですから、是非競輪場まで。
　追伸。蛇足ですが昨日と今日車券は当たりませんでしたが、MLB開幕戦、レッドソックスVSアスレチックスの先行予約抽選に見事当たりました。これで３月２５日までモチベーションが保てます。

松戸競輪 Ｆ２ 初日 (本田)

　今回の松戸、テーマは「生」（自分勝手に決めたもの）。やり直しで再度チャンスがめぐってきた日本ハンドボールチーム。生き返ったと思われたが、女子、男子共に韓国に敗れてしまった。しかし「中東の笛」で敗れた前回とは違い、今回は正々堂々と敗れた結果。納得がいく負け方だろう。競輪（車券）も納得いく負け方もあれば、審判の赤旗審議「セーフ」「アウト」で納得がいかない事も。でも競輪でやり直しはまずない。ハンドボールの特例のような敗者復活戦はないのだから、生きたお金を生きた車券（当たり車券）にするのは己次第。やはり結論は自力で当てるしかありません。

　今回はＦ２シリーズ、いつもここで取り上げるチャレンジレースが前座戦に行われています。新鋭にとっては文字通り上にあがる「チャレンジ」だが、ベテランからみれば選手生命（生き残り）をかけたサバイバル、「再チャレンジ」だ。今日はその境遇にある選手をピックアップします。
　前期の競走得点は６８点、俗に言う今期が「２期目」の中村光男（48期・千葉）。前検日、とある選手に「今期７０点きったらもうおしまい」と、もらしていたのを耳にした。その事について今日聞いてみた。「うん、２期目。だから頑張らないとね。今期は点数上げないと。明日？　準決勝は蒔田（英彦）君にマーク」。初日は優勝候補の亀谷隆一の番手から一気に抜け出して勝利。じゃあここも番手から連勝？　「差せると思うけど、まずはついていく事を考えて。相手も強くなったしね。でも蒔田君は僕と同じタイプ、後カカリだから。踏み出しで離れる事はないでしょう」と約束してくれた。優勝候補筆頭の矢島一弥がいて簡単にはいかないが、蒔田が先手を奪ってくれればチャンスはある。明日は５レースの④番車で出走します。

　「生」で「生まれる」も連想できます。今日は僕（本田知己）の３５回目の誕生日。誰も言ってくれないので、自らおめでとうを言ってあげたいです。ちなみにPUFFY・由美ちゃんより２歳年上です。