取手競輪 Ｆ２ 前検日 (本田)

今日の松戸競輪決勝、９レース（チャレンジ）は木暮安由のＶ。12レースは鈴木誠のＶで幕を閉じました。

　さて明日から取手競輪が開催されます。今日の前検で聞いた話をここではピックアップしていきます。

　１レースの竹村政明（75期・北海道）は加美山隆行を目標。「何度かマークしたことあるけど、彼は強い。抜く事は考えず、ついていく事だけを考えて」と信頼。
　２レースの佐藤謙（90期・栃木）は競走得点83点の実力者。「チャレンジレースは自力も出さないとダメでしょう。だからスタイル変えないと」と捲りを兼備して戦う。
　５レースの荻原善一（48期・埼玉）は優勝候補筆頭の柴田洋輔をマーク。「なんとか離れないように一生懸命ついていきます」と人気に応える構えだ。素直に柴田⑦ー荻原②の⑦②を買いたい。
　７レースの渋川聡士（84期・新潟）はきれいな３分戦に「やりやすいし、３分戦は好きだから」とニッコリ。
　９レースの小長井亮一（62期・神奈川）は同県の神子卓也を目標。「以前ここ（取手）でワンツー決めたし、11月の四日市ナイターでも２着３着。いつも何かはやってくれるし、頑張ってくれる。相性はいいんだよ」と聞いてもいないのに自ら話すほど、語調は滑らかだ。
　10レースの野田章嗣（64期・神奈川）は「大塚（英伸）君とは前回ワンツー。その前も彼につけて流れ込み。抜いていないんだよ」との事。なら大塚②ー野田⑨で捲って②⑨、裏はいらない。
　メインの12レースでは広田久将（83期・千葉）の気合が光った。「先行不在だし何でもやる。当然緩めば駆けてもいいし」と主導権も匂わす。唯一の同県ライン（後ろは春日勇人）を組める強みもある。広田の先制攻撃に一考を。

　例年訪れている競輪祭まであと数日。美味しいものを食べて飲んで、思いっきり車券を購入する為には財布の中身は減らせない。今回の僕は勝負駆け？　もしくは着拾い？　どちらにしても当てないと話にならない。

松戸競輪 F2 二日目（本田）

　「花の９２期生」　今僕が秘かに思っているチャレンジレース（A級３班戦）の別称だ。年始の頃、ここで書いたようにチャレンジレースの方がA級１班２班戦より面白い。少なくとも僕はそう思う。

　最近電話投票で各地のF２戦を狙い撃ち（打ち）している。最終日のチャレンジレースの決勝戦を。ほとんどの場合が競走得点９０点前後の９２期生が１①で勝ち上がり、それに準ずる競走得点を持つ９２期生も１①（もしくは１②、２①）で勝ち上がる。そんな選手が３人いれば大概が９２期生のワンツースリー。更に力（競走得点）順に１着２着３着が振り分けられる。実に簡単だ。あとは自分の「欲」との相談。こんなオッズじゃ、今更こんな配当じゃ買えない、こっちの方が（配当が）つく、などの理由で外れる事もあるが２回に１回当たれば元は取れる。なので電話投票ファンの方は狙ってみて下さい。

　　さて明日は三日目で最終日。まず９レースのチャレンジ決勝の並びは鈴木裕①ー吉田昌弘⑦ー高橋毅⑧の南関トリオ、山崎将幸②ー臼井崇則④の東北コンビ、木暮安由③ー佐野多喜男⑤の上越コンビ、西村行貴⑨ー榎本英雄⑥の埼京コンビでの４分戦、先頭の自力屋は皆９２期生だ。このレースでは木暮が直近４ヶ月の競走得点は９０点でトップ。西村が８５点で次点、鈴木８３点、山崎７７点と続く。ならば先に記したように木暮③と西村⑨の力勝負③⑨から①、②の３着で良さそうだ。

　１２レースのA級決勝の並びは宿口潤平④ー伊藤之人①の埼京コンビ、真崎新太郎③ー鈴木和雄⑨ー倉持聡⑥の茨栃ライン、そして中村敏之輔⑧ー鈴木誠⑤ー中野良②ー斉藤由貴⑦で折り合った北日本ライン。デキがいいのは中村で数的有利もある。しかし「気合」の入ったレースをしているのは真崎だ。なので僕は真崎から狙ってみたい、③⑨と③⑤を。

　ご存じだと思いますが、レインボーカップのA級３班戦は今までの勝ち上がりとは異なります。今期でいうと１月から３月までの競走得点上位者が６月のファイナルに進出。この９２期生の勢いからすると相当な数がファイナルに進出しそう。６月にはA級戦の「ヤンググランプリ」がみられそうで楽しみです。