立川 KEIRINグランプリ（本田）

　明日待ちに待ったKEIRINグランプリが開催されます。今年輝いたベストナインの激闘、山崎芳仁VS小嶋敬二の激突と興味は尽きない。年末KEIRIN宝くじ（一等・１億円）は九分の一。誰にでもチャンスはあるし、皆死にものぐるいで獲りにくるはず。熱戦に期待しましょう。

　そして今日最後の共同インタビューが１４時くらいから行われました。
　まず最初にあらわれたのは有坂直樹。「この三日間はコーヒー飲んだりサウナにはいったりしてリラックスしていた。昨日マッサージをうけ、今日もやる予定。勝てる予感？　きているような気はする。でも今年のGPが選手生活最後（の参加）になると思うし、悔いのないようにやるだけ」。
　つぎは伏見俊昭。「過去のGPに比べてリラックスはできている。今回は前次第になるんで考えることはないしね。悔いのない様にやりたい」。
　三番手は山崎芳仁。「今回は朝練習はせずに公開練習だけ。去年とは全然違う、リラックスしていて普段のG1みたい（な感じ）。自分の力を殺さず出し切った競走で期待に応えたい」。
　渡辺晴智は「前検日からの過ごし方？　みんなと一緒。朝練は基本なんで明日もやる。充実した一日一日を過ごしているんで、いい予感はあります。抱負？　自分らしいレースをして恥のない走りをしたい」。
　インタビューで人気をとったのは飯嶋則之。「朝練習はやってないが、公開練習で乗ってるんで。（公開練習中に）お客からは、ちょっとがっかりしたぞ～、どこ回ってるんだ、っと声援があった。でも緊張してるんで音だけ。顔をみる余裕はないんで（笑）。それぐらい緊張しているし、顔も体もこわばっている。勝てる予感？　ダッシュにつけきれれば何とかなると思う」と話し、ファンに対しては「大穴あけられる様に頑張りますんで応援よろしくお願いします」と師匠譲りの発言で締めた。
　つぎは山崎と人気を二分する小嶋敬二。「朝より夕方の方が寒くない。意外と明るいし。今回は後ろが中部ラインじゃないので自分の競走ができそう、気負いもないし。だから今回は（V）獲れるかな」と９選手の中では一番自信に満ちた顔をしていた。
　明るい顔で話すのは兵藤一也。「この三日間は結構忙しくって、でも楽しんでますよ。公開練習も楽しいし、いつもこういうのをやればいいのに。練習？　もう感じはつかめたし、レースまでは練習はしない。気持ちの高まり？　日に日に高まっている。９分の１（のチャンス）だし非常に楽しみ。いいところを見せられるように一生懸命頑張ります」。
　初参加の佐藤友和は「怠け者の生活、だらだらと三日間過ごしました。朝練とかもせず。と、いうより何をやっていいのかわからないんで、何もしていないというのが本音。高まり？　まだわかない、残念ながら…」と普段通りの気持ちで日々過ごしたようだ。ファンにひと言は「捲り、先行含めて色々やって優勝したいです」。
　最後は手島慶介。「昨日は志村（太賀）君とバンクを５０周，６０周くらい。今日はひとりで５０周くらい回った。やる事はやったという感じ。気持ちと体がかみ合えばF1と同じように勝つレースができるはず。勝つ予感はないが、この雰囲気を楽しんでいいパフォーマンスをしたい。プロとして勝ちにいく、応援よろしくお願いします」。

　この共同インタビューをふまえて明日の１２レース（KEIRINグランプリ）で買いたいのは小嶋敬二①と手島慶介④。だから僕は①と④のフルボックス（４２通り）から、後は当日の直感を信じてひらめきで買ってみます。
　

立川 ヤンググランプリ（本田）

　明日は若手の登竜門・ヤンググランプリがメインの１２レースに行われます。全選手が自力タイプで、もつれればどこからでも飛んで来る面々。楽しみな一戦だ。

　ご存じだと思うが、並びは菊地圭尚①ー明田春喜⑦の北海道コンビ、新田祐大⑤ー飯野祐太⑨の福島コンビ、松田優一②ー志村太賀④の関東コンビ、そして坂本亮馬③ー小川勇介⑥ー松岡貴久⑧の九州トリオ。当然３人ラインの九州勢が逃げやすいが、北日本だって大きくみれば４人で組める。だから新田の先行や菊地の逃げだってある。そしてこのメンバーでバック数一番は松田。要するに考えれば考える程に結論は出ない。
　だからってバラバラ車券を買うわけにはいかない。強引に結論！　ラストチャンスは菊地ー明田の８９期コンビ、他は皆９０期で来年がある。なのでルーキーチャンピオンレースの再現、菊地が早めに捲って明田⑦のアタマから。

　その前のレースでは１０レースが面白そう。今シリーズのリーダーである稲村成浩が同県の橋爪亮を目標にできる。鬼に金棒、二段駆けだ！　橋爪⑥ー稲村③ー佐藤真一④で逃げて、稲村の番手捲り③④中心に、別線の番手（島野浩司①、石井毅②）③①と③②。

　明日きっちり当てて最終日に弾みをつけます。