防府記念 Ｇ３ 前検日 （真島）

　 明日から開設５８周年記念競輪、周防国府杯争奪戦が防府競輪場にて開催される。今回参加の主力選手は向日町で行われた共同通信社杯競輪から中３～４日での参戦。さらに直前に行われた地区プロ参加組みがほとんどで、多くの選手が口々に“疲れ”が心配とコメントしていた。条件が同じならば後は直近の調子のよさで差がでそうだ。
向日町では結果こそ出なかったが軽快な動きを見せていた渡部哲男にマーク堅実な小倉が強力タッグを組む。荒井崇博も至って元気。向日町では準決こそ捲り不発で失敗したが力強い走りを見せていた。メインの特選レースでは武田豊樹の登場。向日町の決勝では思い切った先行策に出る。体は流れにしっかりと反応している様子。
主力陣が繰り広げる熾烈なＶ争いから目が離せない開催となりそうだ。明日からのレースに注目していきたい。

松戸ナイター Ｆ１ 前検日 （本田）

 　昨日まで僕は５連休、そして伊豆高原の方でリフレッシュしてきました。コルテラルゴ伊豆高原というリゾートホテルに宿泊し色々な博物館を回り、「秋」を満喫。しかしこの旅行の「一番」は伊東で食べたお寿司。お店は伊東駅前にある「美よし鮨」。1000円ランチが美味しくって夜まで立ち寄り、帰りのランチもと何度食しても飽きない旨さ。明日からの松戸競輪で儲けてまたすぐにでも行きたいです。

　１レースは矢島一弥（92期・群馬）の先行１車も「後ろ（同県の高橋正幸）を気遣って、競らさせないようにいきたい」との事。ならカマシ先行か？　ちなみに抑え先行とカマシ先行どっちが得意、との質問には「できれば捲りがいいんですよね(笑)」との答え。意外と自在屋を逃がさして捲りに回るケースも。
　２レースの緒方剛（92期・埼玉）は目下予選連勝中。「でも直前に風邪ひいたので…調子は走ってみないと分からない」と不安をのぞかせる。
　３レースの地元の新人・須藤誠（92期・千葉）は「今回のテーマは３日間先行すること。それしか考えていない」と主導権取りにでる。
　４レースの稲葉幸哉（85期・神奈川）は「８月くらいの時は暑くって体が動かなかったが、前回は涼しかったので体が反応した。調子は上向き」。目標にする武藤貴志次第では１着も可能だ。
　５レースの福森慎太郎（84期・千葉）は当所得意。「七場所前の落車で調子は一息だったけど、やっと最近ウエイト（練習が）できるようになったんで」とニヤリ。仕上がった様子がうかがえる。
　６レースの中川慶一（91期・千葉）は捲り一辺倒の人。もし七番手に置かれても捲り切る自信がある？　と質すと「先行のペース（流れ）次第ですけど………。自信はありますよ」。なら不動の本命だ！
　７レースの川口輝明（56期・北海道）は荒沢貴史マーク。「前回彼につけた時ははぐれちゃって…。彼トリッキーだしね。でも今回はしっかりついていきたい」とキッパリ。
　８レースの橋爪亮（91期・群馬）は前回弥彦を欠場。「風邪ひいちゃって。でも今回は大丈夫」。
　９レースには地元の水書義弘（75期・千葉）が登場。最近は人気になるものの精彩を欠いていたが「もう大丈夫、大崩れする事はないですよ。調子は上向きだし」と笑顔も戻ってきた。　10レースの渡辺優（57期・静岡）は「流れも調子もよくない。この負の連鎖を断ち切りたいです」とヤル気はみせた。
　11レースの旭啓介（86期・神奈川）は４・17の大ギヤを使っている。「四百バンクより33バンクがこのギヤには合うんですよ。少なくっても僕にはね」。大ギヤを生かして一発を狙う。

　旅行で大分お金を使ったので何とか元に戻さないと。給料日まではまだ日があるから。