高知Ｇ１オールスター ３日目 （本田）

　やっと僕にも初日がでて少しは楽しくなってきました。そしていよいよ明日は一番盛り上がる準決勝戦。それが五個レース（準決勝Ａが二個、準決勝Ｂが三個）もあるんだから。


　準決勝Ａの方でダークホース的存在は渡辺一成（88期・福島）。第一走は逃げ切り勝ち、第二走は後方からの捲りで勝つ。「連勝だし好調です。きっちり踏みきれているし」とニンマリ。第二走にマークした有坂直樹（64期・秋田）も「渡辺君はすげぇーよ、力をつけている。以前だったら４角で売り切れるのに。加速したもんね」と大絶賛。
明日は12レースの④番車で出走し、伏見俊昭②を引き出す構えだ。

　地元の佐々木則幸（79期・高知）も連勝での勝ち上がり。「反応も悪くないし脚にも余裕がある」と第二走目を捲り切ったレース後に笑顔で話す。「でも明日（準決勝）勝ち上がらないと（連勝した）意味ないし、全力で精一杯頑張る」。地元Ｖ目指し明日は勝負駆けだ。明日は11レースの①番車で佐藤友和と真っ向勝負。

　準決勝Ｂからは諸橋愛（79期・新潟）が気になる。今日は平原康多ー神山雄一郎の後ろからインを突き抜けて１着をゲットし準決勝に滑り込んだ。明日も１着権利だけに「ひとりでやります。前々に」とひと言いい、検車場を去っていった。明日は10レースの⑤番車で出走。穴党ファンの方は狙ってみてください。


　今日もトータルでは負けてしまったが当たりが出たのはいい兆候。明日につながりました。

高知Ｇ１オールスター ２日目 （本田）

　世間（周りの記者）では大穴を獲った人もチラホラいましたが、相変わらず僕には当たり車券を売ってくれず、またまた財布の中身を減らす結果に。正直もう家に帰りたい心境です。

　それでも明日は予選最終日、準決勝を目指して勝負駆けの選手を狙ってみたいです。
　まず初戦は番手に競り込み、好気合みせた宗景祐樹（84期・栃木）。明日（６レース）は菊地圭尚ー伏見俊昭の３番手回り。「伏見さんも点数がほしいだろうから、菊地君使って勝ちにいくと思うんですよ。だからそこの後ろにいればチャンスはあると思う」。明日は無理せず漁夫の利？　を狙う。
　７レースの小倉竜二（77期・徳島）も笑顔ばかり。「オリオン（賞）に繰り上がりで乗れて二着（ポイント16点）だし、明日はワンツーばかり決まる哲男（渡部）マークだからね」。さすが地元地区の選手、番組にも恵まれている。
　地元の佐々木則幸（79期・高知）は１着スタート。「一走するまでは緊張したが、もう走り終えたのでそれもなくなった」と肩の荷が下りて表情も緩んでいた。明日は８レースの①番車で出走します。
　対して10レースに乗る平原康多（87期・埼玉）はメンバー表をみて笑顔が曇った。「神山（雄一郎）さんとですか…」とひと言いって。それでも気持ちを切り替え「頑張るしかないんで。準決勝Ａに乗る為には１着が必要。その為には自分の力を出しきって、あとは神山さん次第(笑)」と冗談？　が出るくらいに表情も戻った。神山も準決勝の事を考えれば平原をかばう？　平原⑦ー神山①、そのままの⑦①を買ってみたい。

　明日だけは11レース制。車券購入の際には気を付けてくださいませ。僕としてはまず初日（当たり）を出したいと思ってます。