松戸ナイター Ｆ２ 前検日 （本田）

僕にとってはサマーナイトフェスティバル以来の現場。会社の内勤業務から解放され、やっと車券が購入できます、楽しみです。

　まず１レースからは本田晶紀（84期・栃木）。前回の熊本では予選を見事逃げ切り勝ち。「ゆったりとした展開だったので」と自己ペースに持ち込めたのが勝因らしい。じゃあ出入りが激しい33バンクでは？　「あまり得意とはしてないけど、500で逃げ切って33で失敗は客が許さないでしょう。だからここも逃げて押しきります」ときっぱり。　３レースからは内山義明（67期・東京）。新人の山崎悟との対戦に「92期生とやるのは初めて。若い子は強いから厳しいけど、僕は僕のスタイルで戦うだけ」と相手は誰でもスタイルは変えない。やはりバック数22本（最近12場所）がその自信になっているのか？　35歳でも若々しい戦い方をしていきそうだ。
　４レースの新人・安部貴之（92期・宮城）は未だ勝利がない。「１着取って自信をつけたい」と言うものの「ダッシュタイプなので33バンクは苦手」と不安材料はある。
　７レースの永田年明（62期・東京）は前回青森で初日失格とリズムは悪そう。「そんなことないですよ。失格しているということは戦っている証拠だし」と反論。しかし内心は「その失格が悔しくって、次の日から強めに練習をしてきました。だからちょっとオーバーワークかも」。気持ちを切り替えて今回に臨む。
　８レースからは面白い話をひとつ。目標がない静岡コンビ。最終的には添野達夫ー石川一浩の並びで前々自在に落ち着いた。石川（57期）「俺が前じゃ番手戦しかないし、添野頑張れよ」。添野（60期）「はい、頑張ります。２着３着にはなれるように」。石川「いやぁ～１着２着しょ。２着３着なら俺が前で捌いた方が堅いしね」。添野「分かりました。ふたりで１着２着取れるように捲りますよ」。石川「よし、それでいこう」。
　９レースの藤原清隆（87期・静岡）は今回追加での出走。「前回（大宮）の競走中に追加の連絡をもらったので、影響はないですよ」。ただそこからは中２日。「でも丁度疲れも取れていい感じじゃないかな。かえって中２日がいい方にでるかも」とポジティブに語る。
　10レースの鈴木謙太郎（90期・福島）は前回捲り不発のオンパレード。「やはり捲りはリスクがあるし、明日（初日）は先行します」と逃げ宣言。ならば番手の斉藤功益（76期・北海道）に展開が向く。「彼との連係は、彼が初優勝を決めた時以来。その時は俺が別線の捲りを止めて彼の逃げ切り勝ち。俺？　確か３着」。その優勝しかしていない鈴木にとっては、ありがたい斉藤のブロックであったはず。その恩返しの為にもここはブンブン逃げていきそうだ。斉藤の⑤頭から買ってみたい。


　今回の松戸が終わると次はふるさとダービー函館が待ってます。たらふく上手い物を食べる為にもお金が必要。そのためにも今回は？　今回も負けられません。

松戸 Ｇ２ 初日 （本田）

　今日はオール予選（１着のみ決勝進出）のレースが行われ、明日はいよいよ決勝戦。その予想をする前にまずは前座戦のワールドステージ（７レース）をピックアップ。

　気になる線は渡辺一成（88期・福島）ライン。「静岡勢（村本大輔ー望月永悟）もついてくれて、僕のラインは四人。先行します」と語気も強まる。マークするのは及川裕奨（86期・岩手）。「一成（渡辺）君と話して僕が後ろになりました。一成君が番手より前でやりたいというし」との事で前後が決まった様子だ。「番手？　人の後ろを回った事は２、３回あるし大丈夫」と普段と違う役回りにも不安はなさそう。じゃあ番手捲り？　「そういう展開になれば出ていくかもしれないけど…」と言葉を濁したものの３番手回る村本大輔（77期・静岡）の動向が気になった。なぜなら最初は「渡辺君は逃げないでしょ。なら前取って飛び付くかな」と言っていたのに「普段お世話になっている北日本ラインへ」とコメントを変えたからだ。なぜ？　考えられるのはやはり北日本ラインの二段駆け、そして仲間としてラインに付く静岡勢の構図。なので結論、渡辺①ー及川⑥ー村本③ー望月④でブン回し、及川の番手捲り。⑥＝③④を買ってみたい。

　サマーナイトフェスティバルの決勝戦（10レース）は永井清史の先行一車。だが前橋の様にカマしていくと番手の浜口高彰（59期・岐阜）にチャンス。「こんなチャンスは滅多にない。だからＶ取れる展開になったら、しっかり取りにいく」ときっぱり。中部は小嶋敬二だけじゃないところを見せてくれるか！　明日は③番車で出走します。

　今日のワールドグランプリはボスの勝利で幕を閉じましたが、まだ明日（最終日）もあります。お仕事の後や、お時間に余裕がある方は是非松戸競輪場まで足を運んでみてください。僕も明日は会社で内勤の仕事ですが、「お祭り」を観に仕事帰りに松戸へ向かう予定です。