高松記念 G３ 前検日 （真島）

　早くも６月中旬。四国地方も先日に梅雨入りとなった。空は厚い雲に覆われ、時折り雨が降る不安定な天候。この天気は今大会中続きそうだ。

　明日から開設５７周年記念「玉藻杯争覇戦」が行われる。主力メンバーの欠場が少なく初日からまさに激戦必至だ。主力選手のほとんどが寛仁親王牌を次走に控えており、それぞれが先を見据えたレースに徹していきそう。様々な思惑が絡む４日間となりそうだ。

武田 豊樹 （本田）

　記者席ホットラインといいながら、今は会社にいます。小倉ナイターの新聞をつくるために。そして富山記念の決勝、武田豊樹（88期・茨城）の逃げ切り勝ちをテレビで観戦した。「いまの競輪はラインで決まる事は少ないが、（今回は）決まって良かった」と番手の幸田光博、三番手の諸橋愛とワンツースリーを決めてニッコリ。そして「次は寛仁親王牌がありますから、いい状態で臨める様に努力します」と次に目がいっていた。

　連日小嶋敬二の動きがいいだけに、そちらの方に目がいってしまった僕。考えてみたら富山は33バンク、逃げが有利であった。その事に気付いた武田豊樹、次走の前橋で悲願のＧ１制覇もありそう。当然逃げ切りＶで。
（６月13日　本田）