取手 Ｆ２ 前検日 (本田)

　明日から取手競輪ではF2戦が開催。とはいえ、豪華メンバーで見応えがある競走が目白押し。期待してみてください。

　まずは１レースの彼末智広（64期・埼玉）。目標がないだけに「番手戦含め自在にやる」ときっぱり言い切った。

　６レースの渡辺幸夫（50期・茨城）は栃木の本田晶紀を目標。「彼とは練習をたまにやるんだよ、そういう仲」。渡辺が古河市、本田が小山市とご近所なだけに、うなずける。

　８レースの與那嶺盛安（76期・東京）はヤマケン（山口健治）が後ろでプレッシャーがかかる。「僕がもっとバック数（先行数）あれば『逃げます』と言えるんだけど、今の機動力じゃ『精一杯自力でやる』としか言えない」。

　９レースからは礼儀正しい朝倉佳弘（90期・東京）が気になる。「前回は３日間バック線を奪いました。初日は早めの捲りで、準決と最終日は先行で」の走りで前回の立川は①⑥①。「ただその後に軽い腰痛が出ちゃって、中６日も練習はここに来る直前の２日間だけ。正直調整不足かな」。それでも嫌な顔をせず、笑顔でインタビューに応えてくれた。選手の鏡だ！

　そしてメインの10レースからは遠藤貴人（88期・福島）。明日は同県の金沢竜二をマーク。「彼とは練習仲間。信頼しています」なら、地元の朝秀忠に競り込まれても番手を死守してくれるはず。金沢③ー遠藤④の③④に期待。

　これを参考にダービーの種銭をつくってみてください。