ふるさとダービー函館 Ｇ２ 初日 （本田）

　昨日は「海の幸」からちょっと離れ、夕食は五島軒のカレーを。競輪ばかりやっているとたまには競馬や競艇、オートをやりにいく感じで。飽きたわけではなく、懐かしい「カレー」という味を食したかっただけで、決してお金がなかったわけではないですから。

　今日は二日目なので二次予選と五稜郭賞（優秀）が行われ、明日の準決勝メンバーが出揃いました。
　検車場で笑顔を振りまいていたのは根本雄紀（80期・茨城）。今回G2初参加も３③で準決勝進出。「ホームラン」と自らの準決勝進出を表現。「４番手からコースを見つけて突っ込んだだけ」と言うものの横一線の３着争いを制しただけにツキはある。明日は９レースで地元ラインの４番手回り。「番手の山田（敦也）君は冬期移動で取手にきてるんですよ、そして近所。だから親しい」との理由でとりあえずはライン固めに徹する。

　志智俊夫の捲りをきっちり差し切った島野浩司（62期・愛知）も笑顔がこぼれる。「初日よりは（脚は）軽かった。でも今日は志智さまさま。いつもお世話になっているだけ」。２連勝に脚も口も滑らかに進む。志智（70期・岐阜）も満足顔。「セッティングをちょっと変えて、というより戻した。踏み出しは良かったけど最後（島野に差されたの）がねぇ…。でも準決に進めたし」と一応はノルマの準決勝進出を果たしてホッとした様子。明日はこの二人はメーンの11レースで再度連係。再びワンツーを狙う。

　ベテラン坂本勉に捲られてしまった村上義弘（73期・京都）はふるダビ男。優勝回数を伸ばす為にも明日も逃げて３着までの気持は強いはず。「目標は高くもって。それまで出来ることをします」と最終日にピークが来るように巧く調整しているようだ。明日は９レースで再度先行か。

　初日は「勝ちを意識しすぎた」地元の菊地圭尚（89期・北海道）も今日はHSからカマして主導権。そして捲ってきた栗原厚司を自らブロックし逃げ切った。「前回（の函館）がこういうので失格したのでブロックするのを迷ったが、一か八かやった。地元戦で声援も凄かったし」とファンの後押しもあり準決勝へ。村上義弘との真っ向勝負は避けられない。

　この準決勝メンバー以外で気になるのは明日５レースに登場の佐藤朋也（89期・秋田）。初の3.85のギヤで挑む。「前から85のギヤにしようと思ってたんですが、ふんぎりがつかなくって。そしたら山崎（芳仁）に『ギヤをあげたらどうですか』とアドバイスされた。大ギヤの山崎君に言われたから試しにやってみます」。この選択が吉とでるか？　みものです。


　車券は今日も当たりませんでしたが、「食」に関してはある程度満足。あとは函館朝市で丼ものを食べれば思い残す事はないです。なに丼にするかは財布の中身次第。できれば巴丼（三色丼）がいいけれど。