大宮 Ｆ２ 初日 （本田）

　新人の山田義彦の強さが目立った初日。明日は準決勝をメーンに２日目が行われます。


　まず３レースの今野俊秋（92期・岩手）は「早川（成矢）さんが単騎でカマしてきたところを飛び付く作戦だったけど、早川さんラインはしっかり続いてきてしまって…」と初日の作戦ミスを悔やむ。明日は「後ろに同県の佐々木（和大）さん付くんで思い切って。後ろに勝ってもらえるように」と自分の「着」より佐々木の「着」を気にしていた。なら素直に佐々木⑨アタマから。
　６レースの小林一也（59期・山梨）と宇佐美勝也（54期・静岡）は仲良さそうに話す。「小林には負けらないな」と宇佐美が言えば「（競走得点）78点のヤツに言われたくないね」と競走得点83点持つ小林が返す。そして小林はラインの群馬勢の後ろを選ばず「南関ラインの４番手」を選択。「先頭で戦う服部（正博）君が逃げそうだし、ライバルに勝たないとね」と理由を述べた。ならその読みを信じ、服部②ー柿島英之⑨ー宇佐美⑤ー小林①で先行し小林が宇佐美を抜く⑨①⑤、⑨①＝②。


　準決勝からはまず８レース。関敬（81期・栃木）がメンバー表をみてニッコリ。「矢野（昌彦）君と一緒！　なら番手で。前々回の立川初日に逃げてくれてワンツー（関は１着）だし、相性いいんだよね」と更に笑みが増す。なら矢野①が逃げて関⑦の一発、⑦①と⑦から手広く。
　10レースの安藤優企（81期・岩手）は俗にいう「地元番組」に入れられて「後悔させてやりますよ、先行して潰してやりますよ」と強気。有言実行に期待してみる手も。明日は④番車で出走します。