取手 Ｆ２ 前検日 (本田)

　昨日まで４日間休みをいただき、下関、門司、小倉そして博多とグルメ旅行に行ってきました。下関、門司ではフグを、小倉、博多ではおでんやラーメンなどの屋台系で満喫。巌流島やスペースワールドなどの名所にも行き、観光も楽しんできました。出張の「空き時間の観光」と違ってゆっくり時間を過ごせる「自腹観光」の良さは格別、時間を気にしないで済むのがいいですよ。そのお陰でリフレッシュできましたので、今開催も良い印が打てそうな気がします。ぜひ取手競輪に来場し、青競新聞を手にとってみてください。

　さて明日からは久しぶりのＡ級戦（F2）。当然Ｓ級戦とのスピード比較をしてしまえば雲泥の差ですが、それでも地元の新人・山下渡や、Ｓ級戦でも勝ち負けしていた田村真広や三井呂之と役者は揃いました。期待してみてください。

　１レースは野田英吾（75期・群馬）。最近は調子どうなの？　と聞くと「いつもこの時期（冬）はよくないんですよ。皆が花粉症になりだした今頃から尻上がりに調子が良くなるんです」との事。ならば今が買い頃か。野田の①頭から。
　前回取手にきた時は捲って予選１着だった彼末紀之（77期・埼玉）は３レースに登場。今回も？　と聞くと「いや～ダメですよ。昨日まで３８度の熱があったので。体調が悪い」。勝ち負けするまでのデキにはない様子。

　４レースの菅沼憲治（42期・東京）はメンバー表をみてニッコリ。「練習仲間の川端（賢太郎）君と一緒なのは心強い。俺がつくといつも先行してくれるから」。ならば菅沼⑨からが面白そう。

　５レースの小林圭介（83期・茨城）は前期Ａ１の実力者。「ヘルニア（腰）やっちゃって…。まだまだのデキ」と終始弱気。

　最近、連絡みが多くなってきた岡田剛（68期・静岡）。「前回（一宮２⑨⑧）は痛風が直前にでてあまり良くなかった。その前回からは中14日空き、練習は一杯してきました」と順調に仕上げられた気配だ。更に「良いところ見せられる様に頑張ります」と付け加えてくれた。明日はラインも四人と長く、見せ場は作ってくれそうだ。６レースの⑧番車で出走します。

　今シリーズの中で一番行きっぷりいい逃げを打つのは７レースに登場の田中晴基（90期・千葉）。連続優出も「調子は良くない。リズムがいいだけ」と言い放ったが「取手には年に２回程練習にくるし、頑張らないと。明日も逃げます」と笑顔で先行宣言してくれた。

　「前回はプレッシャーが強くって、それが敗因」と話すのは池田勇人（90期・埼玉）。前回の西武園の事を聞くと「師匠（黄金井憲）と一緒だったのが重かった。でも初日は逃げ粘れたし（２着）、準決は及川（裕奨）さんに捲られはしたものの逃げられたのでデキはいいと思う」。プレッシャーから解放された今回は大暴れしそう。８レースの②番車で出走します。

　弱音を終始吐いていたのは９レースの坂西佑介（87期・千葉）。「前回はカマせず、捲れずと散々だった」と前々回の落車の影響がまだありそうだ。

　ちなみに今日は「スポーツ新聞の日」です。1946年に日本初のスポーツ紙（日刊スポーツ）が発行された日。「つまらん」と言われそうだけど、豆知識として頭の隅にでもとめといてください。