取手 Ｆ１ 初日 (本田)

　前回落車し今回の取手競輪に乗り込んできたＳ級選手は多い。

　中島義之（68期・京都）や太田耕二（59期・埼玉）は「全く影響はありません」と前検日に応えていた。そして今日の７レースに出走した中島は前の竹内久人が競り負けた為、一緒に共倒れ（６着）と見せ場作れず。太田は８レースに登場し、好ブロックを見せる程の気合い。８着に敗れたものの明日が楽しみ。

　白石護（55期・東京）は「指の骨（骨折）をやっちゃって。当分ピアノが弾けなくなったよ」と冗談が出たものの、今日（９レース）はレースの流れに乗れず大敗（９着）とまだまだのデキ。当分、勝ち負けは厳しそうだ。
　栗原厚司（74期・静岡）は「右肘がえぐれちゃって。だから（中21日も）練習は７日から10日くらいしかできなかった」。今日（10レース）は巧く中団を確保したものの、そこからバック捲りが全く進まず。明日の準決勝（10レース）でも連絡みは苦しいだろう。

　佐藤康紀（73期・青森）は「落車は大丈夫」とのコメント通りの走りも、目標にした小泉俊也が逃げて捲られの共倒れ。仕方ないところか。
　広川貞治（61期・東京）は「大丈夫ですよ。（落車した）次の日から悔しいから猛練習してましたので」。今日（11レース）は長塚智広の捲りにしっかり続き２着。明日（９レース）は目標不在で自力を出す組み立てとなっていきそうだが、体調的には心配なさそうだ。
　萩原操（51期・三重）は「鎖骨（骨折）やっちゃって。だから（初日）走ってみてから」と前検日のコメント。その初日（11レース）はただ流れ込んだだけ。

　今日の走りをみる限り、前回落車組では太田と広川の動きがマズマズで、それ以外では石丸寛之、小佐野文秀の動きが良かった。明日の車券の参考にしてみてください。