松戸競輪 Ｆ２ 前検日(本田)

松戸、取手、競輪祭と連チャンで車券と格闘。待っていたのはささやかな連休。１日目は家で体を休め、昨日は映画鑑賞。スウィーニー・トッド、アース、２８週後・・・、１日で３本の映画を観たのは久々。全ての映画が「生」と「死」に関わるテーマ。車券でやられたぐらいなんだ、と思わせてくれた反面、どこの世界も食うか食われるかのの弱肉強食だ、と考えさせられた一面も。要するに生きるしかないんです。なので今回の松戸競輪、僕の中でのテーマは「生」、生きるです。明日からの松戸競輪、車券を当てて生き抜きます。


　まずは３レースの金野俊秋（92期・岩手）は松戸初登場。「でも33バンクは嫌いじゃないんで。まだ（チャレンジで）１着ないんで、明日は狙っていきます」と勝利宣言。有言実行に期待して金野の③から買ってみたい。
　４レースには地元の新人・蒔田英彦が登場。マークする宮野勉（64期・千葉）に聞いてみると「前回の平（初日）で一緒だったんですよ。その時は彼はカマシ、付いていけたんだけど最後バテちゃって」と蒔田１着、宮野７着のレースを思い出す。「でも踏み出しでは付いていけたんで、今度こそ最後まで」と地元ワンツーを目指す。
　５レースの我妻広一（65期・福島）は「自在に何でも」との事だが「亀谷（隆一）君の先行１車だね。で番手が中村（光男）さん。へぇ～」と付け加えた。このニュアンスからするとヨコを不得手とする中村をドカしてしまう事も。なので亀谷②に我妻③が飛び付いての②＝③がいい。
　普段はあっさり「自在」とコメントする本間淳（72期・茨城）が今日は違う。「松戸は捲り主体で戦うといつもダメ。だから先行も考えたレースをしなくっちゃ。総力戦で」とヤル気満々。松戸バンクを苦手としているからこそ、自分の弱点を知っている。それを克服すればおのずと結果はついてくるはず。明日は６レースの⑦番車で出走します。
　９レースの南関トリオは皆笑顔。先頭の福森慎太郎（84期・千葉）は「松戸は他と違って力が入る。いつも着いいしね」とニッコリ。「ここに向けて練習もしてきたし」と状態も万全。マークする飯沼朗（43期・千葉）は「福森君と一緒？　嬉しいね～。相性いいんで信頼して」。好目標得て口調も滑らか。３番手の下貞夫（49期・静岡）は「地元の後ろ。こんないい位置回れるの？　番組さんにありがとうって言わなくっちゃ」と付いていければ掲示板（３着）にのれる位置。終始ご満悦だ。この福森⑦ー飯沼①ー下⑤の⑦＝①⑤を素直に狙ってみたい。
　10レースの大塚英伸（82期・静岡）は吉田裕全との２分戦に「33バンクで２分戦ならやる事は決まっている。逃げるか飛び付くかでしょう」とキッパリ。でも大塚はどちらかといえば後者の方。「同県（吉田ー武藤嘉伸の埼玉）ラインでも仕方ないですよね、叩かれたら粘る。２分戦だし」と自分に言い聞かせるように話していた。ならば吉田②に大塚③が飛び付く②＝③が買い目。
　メインの12レースからは高瀬卓（87期・埼玉）が気になる。「前回（の決勝）はジャン（打鐘）で叩いて、それからはペースに持ち込んで」。Ａ級初Ｖを見事逃げ切りで飾った。そして気分を良くしての今回。「２周くらいならブリブリ逃げますよ。赤板前の四角くらいから叩いて」と逃げる気満々。なら番手の吉田英二（76期・東京）に展開は向きそうだが「追い込み屋になってから松戸はちょっと。確か前回は落車しちゃったはずだし…」と当バンクは苦手で展開が向いても勝ち切るイメージがないようだ。だったら「もつれれば自力も出さなくっちゃ」の内海雅夫（83期・群馬）が高瀬ラインの３番手から突き抜け、⑨頭から狙ってみたくなる。


　「生」で「生まれる」も連想できます。今日はPUFFY・由美ちゃんの３？歳の誕生日。おめでとうございます。