大垣記念 Ｇ３ 前検日（本田）

　宇都宮記念は２年連続神山雄一郎が準Ｖ。「餃子」の街から「水の都」に舞台を移して、明日から大垣記念が行われます。大将格の山田裕仁が山口兄弟を引き連れる地元勢に注目が集まります。ここでは現地で密着取材をしている後輩の長谷川記者に情報を聞き、いくつかピックアップしていきたいと思います。

　まずは２レースの成清謙二郎（９０期・千葉）。「今回は結構練習をしてきたので函館（前回出走・９着６着７着）みたいなことはないと思う。初日は何でもありの自在戦で、後ろにだけはならないようにしたい」との事。明日は高田大輔との大きくみて二分戦。番手に飛び付くケースもありそうだ。
　６レースの山賀雅仁（８７期・千葉）は小兵ながら４回転の大ギヤを使いこなす。「川崎記念の最終日から４回転を使っているんですが、しっかり踏めているし良い感じです。ただ明日（初日）は４回転にしてから初めての細切れ戦。どう対応すればいいのか…」。組み立てに苦しみそうだが、パワフルな走りに期待したい。
　８レースの湊聖二（８６期・徳島）は追加での出走。「（追加を）もらったのは昨日（２０日）。練習をガンガンやっていたので、疲れがあるかな」。初日はオーバーワークでの戦いでは苦戦必至。疲れが取れてくる後半戦（３日目、最終日）の一発を狙ってみたい。
　１０レースには平原康多（８７期・埼玉）が登場。最近は好成績をおさめているが「結果がでているだけで、会心のレースはほとんどない」と不満顔。
　１１レースは山田裕仁－山口幸二が登場。吉田敏洋（８５期・愛知）を目標にする。その吉田は「頭で考えるよりも先に体が動くようになった。いい状態。今の感じなら、いつも通りの走りをすれば大丈夫だと思う」と話し「この時期の大垣は走りやすくって大好きです。地元勢がついても気負わずに先行するだけ」と力強く結んだ。地元コンビにとっては頼もしい存在。

　今日の立川競輪Ｋドリームは「Ｋ－５」は失格で取られ、「Ｋ－３」は近藤修康が外伸びすぎて僕の競輪クジはここでおしまい。明日は「車券」は大垣、競輪クジは「立川」で再トライしてみます。