函館記念競輪 Ｇ３ ２日目（本田）

　各地の競輪場では車券を購入する投票カード（マークシートのカード）は様々。当然自分の親しみがある競輪場の投票カードが使い慣れていて便利だが、ここ函館競輪場はちょっと特殊。レース番を選ぶ欄に「全レース」というマークするところがある。今日はその全レースという欄を黒く塗りつぶして三連複の①－⑨－全を１００円ずつ買ってみましたが…。

　明日は準決勝でメインは１０レース、１１レースの準決勝Ａ。まず１０レースの並びは海老根恵太③－手島慶介①－兵藤一也⑦、稲垣裕之⑨－前田拓也②－島野浩司⑤、佐々木雄一⑥－榊枝輝文⑧－竹内智彦④でのキレイな三分戦。２日間の動きを見る限りでは未勝利ながらも海老根の動きがいい。「準決は相手強いけど、二段駆け（今日の北日本作戦）よりはレースしやすいでしょ（笑）。巧く立ち回ります」と好調ゆえに終始笑顔で応えてくれた。別線で戦う稲垣も「（巴賞の）海老根君は強かったね」と同期のライバルに脱帽気味。ここは海老根の③から素直に買ってみたい。
　１１レースの並びは矢口啓一郎②－藤原憲征⑦－神山雄一郎⑤、鈴木謙太郎④－有坂直樹①－杉浦康一⑧、佐々木則幸③－丸本孝人⑥、そして「単騎で自力。いい位置から捲りますよ」の石毛克幸⑨での戦い。中心は藤原。今日は前の兵藤一也が１着も自分は５着。「コースがなかったし、強引に突っ込んだら落車しちゃいますよ。まあ兵藤さんが１着だったんだからいいんじゃないの。俺の調子は初日よりはいいっすよ」と敗れてもあっけらかん。「矢口君とはもろラインだし（神山がいても番手に）いきますよ」と上越ラインを主張。ここは素直に藤原⑦－神山⑤の本線決着が有力だ。

　　結局今日一日、①と⑨が同時に３着以内に入るレースはなく、冒頭で述べた車券は一個も当たらず。でも今日は広島の丸本君が頑張ってくれて、５レースで３連単を当てました。今日の車券成績はトータルではプラスマイナス０。ある意味いい感じで２日間過ごせています。