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いよいよ夏本番の7月。僕も舞台を取手から大宮に変えて心機一転です。これからは大宮競輪を中心に記者席レポートをアップしていきたいと思います。 まずは1レース。細切れ戦だが、先行タイプは斉藤昌弘と川本龍司郎(82期・東京)のふたり。「斉藤君とは前々回の弥彦最終日で対戦。その時は斉藤君の逃げを捲って僕は3着(斉藤は4着)。勝ったのは僕の後ろにいた布施(義憲)さん」。ならばここも斉藤の逃げを川本が捲って、続く地元勢(井村将一-荻原善一)の台頭か。 2レースでは南関勢が4人と多い。普通は4番手を回る選手はそのポジションを嫌うが、吉田昌弘(65・千葉)は違う。「(先頭の)鶴井君にはお世話になっている事が多いので、ここは4番手でもラインを固めないと」と結束。これを聞いた鶴井敬一(87期・神奈川)は「じゃあ前取って、(叩いて)こないようなら駆けちゃいます」と先行も視野にいれる。 5レースの太田智洋(69期・宮城)は同県の高浜裕一には目もくれず、「仲亀君が何かしないかな? 彼の事好きなんだよね、競走スタイルが。何かやるならつけたいね」と仲亀に魅力を感じているようだ。その仲亀宏治(75期・山梨)は「関東ラインの4番手は回れないし…。太田さんが期待してる? じゃあ何かしますよ、前々から」と戦う姿勢をみせた。 6レースは平原輝弥と伊藤龍也の神奈川ラインが気になる。「同門の伊藤君がつくし逃げますよ」と平原(71期・神奈川)が話せば、「兄弟子が頑張ってくれるでしょう。ここは番手で一生懸命僕も仕事します」と伊藤(72期・神奈川)。絆の固さでA級最強の「和田圭」に立ち向かう。 7レースからはS級戦。まずその7レースには赤井学(77期・千葉)が登場。前期までS級1班だった為、今回の予選スタートにはビックリ。「点数がないし、仕方がないですよ。予選? いつ以来だろう、覚えていないくらいだから本当に久々。でも予選なら負ける気がしないし、最低でも2着(予選通過ライン)には入らないとね」。 こちらもF1戦の初日予選回りは久々の佐野梅一(78期・京都)。「調子は変わっていないんだけどね…。だからきっかけだけ。期の初めでそのきっかけをつかみたいね」とニッコリ。明日は8レースに出走します。 地元の新鋭・宿口陽一(91期・埼玉)が予選のメインである9レースに登場も、最近は予選失敗の連続で今ひとつ。「思うように動かないんですよ。頭で考えた事が、体に反応しなくって…。でも期の最初が地元戦なんで、ここでいい競走をして浮上のきっかけにしたいです」。 11レースは峠祐介の番手を回れる十文字貴信(75期・茨城)が笑顔。「峠君とは5,6回連係している。1着もあるし、ワンツーも。峠君も1着があるんじゃないかな? 連係するときは共にいい結果となっている」。ここは峠の先行1車で番手が狙われそうだが、相性の良さで峠マークを死守する。 12レースは坂本亮馬の番手を回れる紫原政文(61期・福岡)に展開絶好。「坂本君との相性はいいけど、前回から中3日でほとんど練習はしていない。疲れを取る事に専念した」と話し「半年前(1月)辺りと比べたら全く脚はないね」と景気のいい話は出ない。それでも「坂本君とはいい思い出しかない」というのが耳に残った。ここは素直に紫原の⑤頭から買ってみたい。