大宮競輪 Ｆ２ 前検日 (本田)

　久しぶりの現場、最近はデスク仕事が多かっただけに楽しみな３日間となりそうです。


　まず４レースの川端賢太郎（69期・埼玉）。明日は同型の仲上正幸と同乗。「今までは僕が前でやったり、仲上さんが前でやったりケースバイケース。でも今回は僕が前で。理由？　調子がいいから」と笑顔。
　５レースの人気は地元の新人・岡光良だが、新鋭の坂本敏也（93期・北海道）も機動力互角。「大宮は初めて。宇都宮（８２８）や千葉（４４１）が成績振るわなかったので…」と不安をのぞかせたが「今回の大宮でイメージを変えたい」とやる気は十分。岡を破って自信をつけたいところ。　今流行りの４回転を踏むのは９レースの高谷穣（90期・青森）。「この４倍のギヤでは中団を取ることはできないでしょう。逃げるか引いての捲り」と自己の戦い方は分かっている。「江本（博明）さんは自在で逃げないだろうけど、ゆうぜん（吉田裕全）は…。地元で勝ちにこだわる走りをゆうぜんがするなら、明日（初日）は先行できるでしょう」と同期の立ち回り方を分析。大ギヤをフル回転し、大駆け狙う。
　１１レースの川越義朗（61期・神奈川）は好目標を得た。「川田（忍）君には一度つけた事がある。その時はワンツーで僕の１着」と好結果を残した。川田も「先行します」と言い切っただけに、再度川越が番手で恵まれそうだ。