取手記念 Ｇ３ 前検日（本田）

　アオケイ本紙の担当替えがあり、それ以来の取手バンク。懐かしさを感じるし、４００バンクで車券も当たりそう。明日から仕事と車券、ともに頑張ります。

　さて今日の検車場では特選レース中心に聞いてきましたので、まずはレース順毎にここで紹介していきます。
　９レースは南関ラインが不気味。先頭で戦う桐山敬太郎（８８期・神奈川）は「前回のオールスターは感じが良かった。その後はちょっと休んで、ここに来る直前にしっかり練習してきた。４回転のギヤで戦うけど、練習ではもっと重いギヤでやっているので大丈夫」。
　番手を回る新田康仁（７４期・静岡）は「本音でいうと、３．９２のギヤは踏みにくい。でも大ギヤの相手が多いので…」と最近は渋々９２のギヤで戦っていた。「でも明日（初日）は桐山君の番手。７１にギヤを下げて、頑張ります。ばんまく（番手捲り）はありません」とガード役に徹する。
　１０レースはオールスターを制した伏見俊昭（７５期・福島）が登場。「これで目標（ＧＰ）ができたんで嬉しい。取手は東王座以来３年振りだが、しっかり走る。目標の菅田君？　連係は初めてだけど、合宿で１回走っている、知らない仲じゃない」とのこと。前を任された菅田壱道（９１期・宮城）は「プレッシャー？　やる事は決まっているのでそれはないです。行くだけ」と伏見を引き出す戦いだ。相手は稲垣裕之（８６期・京都）。「練習はできました。青森（記念）組はきつかったみたいだけどね（笑）」と中１０日で調整バッチシ。「ちなみに取手バンクは初めてなんですよ、あと走っていないのは久留米と佐世保だけ」と全国制覇まであと少し。
　１１レースは神山雄一郎（６１期・栃木）が登場。前回オールスターで節目の７００勝達成。「よく７００回も１着取れたと思うよ。自分でも驚いてます。でもまだ先があるんで、ひとつひとつ積み上げていきたい」とあくまで通過点を強調。「そのオールスターから中１０日、ちょっとは乗り込めたし、疲れはないと思う」。その神山の前で戦うのは地元の武田豊樹（８８期・茨城）。「地元じゃないからね、僕は。でもファンは地元の武田に期待しているから頑張るけど、地元意識は全くない。どこの競輪場も心境は一緒」。
　この茨栃本線に挑むのが松尾淳（７７期・岐阜）。「前回の前検日に何か膝を痛めちゃって…。理由は分からないんだけどね。でもそれを今回はケアしてきたので、大丈夫」と体調に心配はなし。「ただ何年か前の正月にここに来たときは９９９と大敗。バンクとの相性は悪いです」。