豊橋記念 Ｇ３ ３日目 （渡辺）

ようやく風が弱まってきた３日目。７Ｒで逃げて２着に粘った松田優一は「全然、今までと違いますね。２日間風がもの凄かったから今日（３日目）は楽に駆ける事ができました」と笑顔を見せてくれた。
次の８Ｒで嬉しい地元記念優出を決めた富永益生は「中部のみんなが自分を盛り立ててくれたおかげ。ありがたいね」と感謝の言葉を述べ、決勝については「ここで金子貴志や島野浩司が優勝を決め自分だけが取り残されていた気持ちがある。目標はないが何でもやって少しでも優勝に近づきたい」と気合満点。
９Ｒで記念初優出を決めた大西祐は「レース前に石丸さんに組み立てについてアドバイスをもらった分、緊張したが優出に結び付いたのかな。でも先行にこだわった今節で、まさかここまで結果が出せるとは自分でも驚きですね。ヤンググランプリ出場に向け、決勝は弾みをつけられる競走ができれば」と若武者らしく攻めのコメントだ。
一旦はその大西祐と決勝戦での連係を考えた石丸寛之は「お互い力を出し切れる様に」と別線を選択。レース後も「連日、自分でもいい捲りが出ていると思う」と石丸自身も手応えを深めている様子。さっそく今年初Ｖを決めるか注目だ。