大宮競輪 Ｆ２ 前検日（本田）

　大宮記念以来、約一ヶ月振りの開催です。この後僕は高松（東西王座戦）にいくのでその資金をしっかり稼いでいきたいと思います。

　まずは３レースの永井隆一（８３期・東京）。Ａ級戦では１着があったもののチャレンジレースに降班してからは未勝利。「前回の取手は風邪の影響で全くダメだった。しかしその後風邪は治ったし、今回はやれそうな気がする」。
　５レースには地元の二塚正裕（５３期・埼玉）が登場。明日は地元の新人・武藤篤弘を目標にする。しかしその武藤、２場所走って未だ勝利はなく、二塚のアドバイスで組み立ては変わりそうだ。「アドバイス？　ヘタにいっても分からないでしょう。とりあえず僕としては『一周もがけ』というぐらいかな」。
　７レースの須藤卓（８９期・秋田）は「小田原から次走の松戸が中５日、その松戸から前回の伊東が中３日。そしてその伊東から今回が中３日。脚的には大丈夫だけど、疲れがあるね」と元気がない。
　対照的に明るいのが９レースの山崎明寛（８１期・千葉）。「３場所前の小田原初日は逃げて捲られたが、先行しようという積極さは好調がゆえに反応した結果。その後は琵琶湖、前橋と初日予選は１着だし、最近はずっと調子がいいですね」。
　１０レースの猪狩卓男（９４期・福島）は「大宮は初めて」との事。「５００バンクは組み立てが未だ分からないし、ちょっと苦手意識がある」と少々弱気。
　メーンの１２レースは地元・小島雅章（８３期・埼玉）が本命。前回の前橋では未勝利に終わったが「動けているが成績がよくないね、へっぽこ」と自虐的。「でも今は伊藤（公人）グループに参加してヨコの練習をしている」と戦法に幅を広げようともしている。