[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
岡田ジャパンがまさかのスコアレスドロー。勝ち点は「1」しかゲットできなかったが、相手に勝ち点「3」を与えなかったと思えばこれも良しかと。まあ明日からスタートする東西王座戦には全く関係ないことですが。 今回の東西王座戦は昨年度の失敗? を反省して勝ち上がりシステム・ポイント制度が変わりました。初日勝ったからといって決勝進出は決まらず(2走目の方がポイントが全体的に高い為)、2走目も気が抜けない走りとなります。さらに初日の予選で7着以下は2走目に進出するのがほぼ不可能となり、大敗も許されない。要するに昨年まであった「引き出し」なるものがなくなりそうで、連日「ガチンコ」の競走が続くでしょう。楽しみです。 まずは前座戦(F1戦)の1レースから。このレースは和田圭の先制でレースが進みそうで展開は番手の小田桐義継(81期・北海道)に向く。「今まで和田君とは4回ぐらい連係。ワンツーもあるし、抜いて1着だった事もある」と相性は抜群。ここも番手から一気、和田②-小田桐⑧-藤森茂樹④で並ぶなら⑧②、⑧④だ。 2レースは新鋭の高橋和也(91期・愛知)が逃げていきそうだ。「S級戦ではまだまだ通用しないが、それでも『先行』を意識して組み立てています。先行していればそのうち力が付くだろうし、着も上向くはず」と先を見据えた走りで主導権取りにこだわる。ならば番手の八日市屋浩之②に展開絶好! 3レースは宿口陽一(91期・埼玉)の先行1車といっても過言ではない。「大宮記念から中27日あったのでみっちり練習はしてきました。その大宮記念に仕上げた貯金もあるだろうし」と状態はいいようだ。「今回は結果も大事だが、『内容』重視で戦いたい。3日間先行するつもりで積極的に」。 4レースと5レースは特選競走。まず4レースの乾準一(85期・大阪)は近況大敗続きだが「成績はよくないが、状態はいいんです。だからここはいつも通り逃げて。あとは結果待ち」ときっかけひとつで成績は上向きそう。対して浜田浩司(81期・愛媛)は「最近よくないので乗り込んできました、調子を上げようと思って。でも調子が上がらない。上がると思って乗り込んでいたのに…」と首をかしげる。 5レースは岡村潤(86期・静岡)が気になる。今までは高松バンクでは結果を出せていないが「いつも調子が悪い時に高松の斡旋があったんで成績が今ひとつだった。でも今は調子がいいんで、いい結果が出せるんじゃないかな」と笑顔。 6レースからはいよいよ東西王座戦(G2)。まずオープニングレースの①番車は平原康多(87期・埼玉)。大ギヤ全盛期の今、あえてギヤを下げてみる手法に出た。「試しでギヤを下げて練習をしてみたらいい感じだったんですよ。だから今回はいつもの3・85ギヤから下げてみます」。初日選んだギヤ倍数は3・69、いい方にでるか悪い方にでるかはまず初戦走ってから。 7レースは渡部哲男(84期・愛媛)が不気味だ。前回の競輪祭では好回転の走りで2勝挙げた。「今回は競輪祭くらいのデキにはあると思う。でも前回から(間隔が)空いたので…」と競輪祭から中17日を心配。それでも「空いた期間はマイペースで練習をしていい具合に休養も取った」と納得いく調整はできたようだ。 8レースは競輪王の山崎芳仁(88期・福島)が早くも登場。明日の初戦は同県の新田祐大にマーク。「初日は番手の競走。当然ギヤは下げるつもり、3・85か86辺り。当日考えます」と4・08のギヤから当日チェンジする構え。「ギヤ変更」に注目だ。 9レースの小嶋敬二(74期・石川)は競輪祭から中17日。「祭の後は競輪学校、いやCSCで練習をしてきましたよ。CSC、日本サイクルスポーツセンターで。CSCは僕のスポンサーのひとつ、競輪学校といってはいけないんですよ」と順調に仕上がったからこそ語調も滑らかなのか。今回の小嶋は楽しみだ。 10レースは長塚智広(81期・茨城)が気になる。「明日(初日)は武田(豊樹)さんと一緒? 後ろでいいのかな。武田さんとは1度目は1着、2度目は共倒れ、3度目は離れちゃった。あの捲りはやばいっすよ」と武田を誉め「自分? 僕は自在追い込みみたいな走りをしたい。目標は手島(慶介)さんみたいなスタイルが理想です」。天性のダッシュ力に亡き手島の勝負根性を兼ね備えれば鬼に金棒だ。 11レースは石丸寛之(76期・岡山)に注目。「ここに向けてやりたい事は全てやれた。疲れも残ってないし、完璧ですよ」と状態には問題ないし、「ポイントレースは一発やればいいし、得意ですよ。明日(初日)きっちり1着を取って、気持ちを楽にしたい」。捲り一発の石丸にとっては戦いやすい大会。実力者揃いの11レース、穴はここか!