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今日競輪場に向かう武蔵野線の車中で大学生らしき若者2人がこんな会話を。A「1万円を80万にするには何が一番いいのかな?」B「競輪がいいみたいよ。80倍に1万円一点買うんだよ。それで儲かった人がいるんだ。競輪は他のギャンブルと違って選手同士が並んで、その並びで入るケースが多いんだって」。うん、うん、そうだよ、競輪は面白いよ。と思った瞬間両者は「でもやっぱりキン肉マン(パチンコ)だな」と意見一致。ただのパチンコ好きの大学生だったみたいです。 さて明日から西武園競輪場では開設59周年記念「ゴールド・ウイング賞」が開催されます。S級S班が9人と豪華メンバー勢揃い。一戦一戦熱戦が繰り広げられそうです。 まずは1Rの宮越孝治(82期・富山)。明日大森慶一-佐藤隆二、和田友希-菊地仁志と機動型には同県(同郷)の選手が後ろを回る。それだけに宮越の動向が気になるところ。「同県同県のところに競りに行くことには全然気になりませんよ。中団が基本も引けなければ番手で粘る」。 2Rの三宅裕武(88期・三重)は西武園バンク初登場。「捲りは効かないらしいし、このバンクは後手だと厳しいと。ちゃんと研究していますよ」。 地元の捲り屋・鈴木孝征(75期・埼玉)は3R。「前回の欠場? 腰痛が出たのと今回に向けて練習していたので。だから今回は仕上がっています。あとは展開が向くだけ」。 4Rの伊藤之人(90期・東京)は前回991と2日間大敗。「前回の敗因は分かっています。かたいフレームにして臨んだけど、疲れがあって踏み切れなかった為。最終日はその疲れもぬけたので勝てたけど。今回? 前回から中13日だし、疲れはありません。前回と同じフレームで戦ってみます」。 6Rの桑原大志(80期・山口)は点数低下で尻に火がついた状態。「だからここは勝ちにこだわるし、シビアにいきます。4番手、3番手、2番手、そのどこかをしっかり捌く。捌く位置は流れと『勘』で」。 当所得意の吉田勇人(86期・埼玉)。「前回の落車の影響はないといえば嘘になる。でもここに向けて練習してきたし、大丈夫です。西武園は3回優勝しているし、オールスターでも活躍(準決勝進出)できたしね」と笑顔。7Rに登場します。 8Rの南関両者は目標不在。元埼玉所属の秦修司(79期・神奈川)は「本当は森田(進)さんの後ろにいきたいが、点数持っている同地区の飯尾(主税)君に先に3番手の選択権を与えたので。彼が関東へいくといったので、僕は3番手空いている東北勢へいきます」。 9Rでは地元の新井秀明(85期・埼玉)がダービー王・武田豊樹にマークする。「武田さんとはこれで3回目。1回目はワンツーだったが、2回目は捲り共倒れ。じゃあ今回は?」と記者に逆質問。 10Rでは小嶋敬二-山口幸二(62期・岐阜)の中部ラインが強力。山口は前回の佐世保でも連係してワンスリー。「最近の社長(小嶋)はレースがみえているね。いいみたい。俺? 自分も大丈夫だよ」。ちなみに佐世保の時は小嶋のギヤ3.85の為、山口は3.86のギヤに上げた。「ギヤを上げないとついていけんもん。なので今回もギヤは上げるよ」。 昨年暮れの西武園・全日本選抜で準Vの石丸寛之(76期・岡山)。「何がこのバンクと合っているのかまだ分からない。なので一応その時と同じギヤ(3.92)で今回も臨んでみるけど」。明日は11R、平原康多-太田真一の地元本線に真っ向勝負を挑む。 1万円が80万円になるかは分かりませんが、明日は1万円を5万円にはしてみたいと思います。とりあえず僕の勝負レースは10Rの山賀雅仁(87期・千葉)。「小嶋さんとは初対戦。トレーニングもしっかりできているし、疲れも取ってきた。いい勝負ができるはず」の言葉を信じて山賀の⑧アタマから狙ってみます。