大宮競輪 Ｆ１ 前検日（本田）

　一ヶ月ぶりの大宮本場開催。高松宮記念杯に出られない「残念宮杯」メンバーですが、力は接近。楽しめそうな３日間です。

　Ａ級Ｓ級共にメーンは特選。ここでは６Ｒ、１２Ｒの予想をしていきたいと思います。
　まずは６ＲのＡ級特選から。並びは坂本貴史①－佐々木省司⑨－畑山啓太④－高浜裕一⑥の東北ライン、矢島一弥⑧－諸田勝仁③－高山聡⑦の関東ライン、平原輝弥⑤－内田晃弘②の南関ラインでの戦い。当然人気は坂本と佐々木の青森コンビに集中しそうだが、やはり競輪は地元。諸田勝仁（５４期・埼玉）に期待したい。目下２９９勝で、３００勝にリーチの状態。「決勝に取っておく？　そんな事できないよ。できれば初日に決めて、楽になった状態で決勝戦に望みたいしね」。ならば９着でも準決に進めるレースでも、エンジン全開で勝負するはず。矢島が引き切って、諸田－高山でズブズブの③⑦から。
　１２ＲのＳ級特選の並びは金成和幸②－佐々木健司⑦－堀政美⑨、小埜正義⑤－佐々木龍也③－金子真也⑥、三和英樹⑧－岩本和也④、そして単騎の藤野孝彦①での戦い。冒頭で述べたように混戦模様。ならば大ギヤ・三和英樹（６９期・滋賀）の一発が面白そうだ。「前回の花月園は４・３３のギヤだったのは外国人が相手だったから。でも今回は日本人が相手（笑）。考えてギヤを変えてみます」。そして選んだギヤは普段使っている４回転。ここは後方に置かれても一気に捲ってアタマ取りだ。⑧④＝③と⑧④＝②から。