武雄記念 Ｇ３ 初日 （渡辺）

昨日から断続的に降り続いた雪は今朝の８時過ぎまで止まず景色は見事な雪化粧となった。バンクコンディションが懸念されたが何とか関係者の努力により初日が開幕した。

寒さの中、レースを終え引き揚げてくる機動型の選手は一様に「寒くてバンクが重い」と語り、先行はほとんど残らない日となった。初日唯一逃げ切った地元の小林弘は「実は嫁にしっかり稼いでこいと言われていたんですよ。（勝ち上がりの）初日に３着まで入らなかったらもう応援に行かないとも言われ凄く緊張していた」と明かす。その小林にマークした池田浩は「競走前に小林が凄く緊張してゲーゲーしていたんですよ（笑）。だからリラックスしろよと声を掛けていたが、（番手差せずに）俺の方が逆に緊張していたみたい（苦笑）。へっぽこだった」。その池田は２日目は鈴木雄－藤田剣の３番手を回る。初日の分も追い込みに期待する。