熊本記念 Ｇ３ 前検日 （渡辺）

待ちに待った地元記念とばかりに腕を撫していたのは地元のベテラン勢ばかりではない。今回がＳ級デビュー戦となった松川高（５Ｒ）の意気込みは並々ならぬものがある。「１１月の奈良が終わってから次の高知まで少し間が空いたので、そこから本格的にここに向け練習を積んできた。前走の小倉を走り終えてから、早くレースを走りたくてうずうずしてました（笑）」。更に「どこまで通用するかまだ未知の部分はあるが、目標は最低でも準決進出と言っておきます」と頼もしい抱負を語る。
更に９０期の服部克（２Ｒ）も「５百バンクと言う地元戦に合わせた練習で仕上げてきた。新年最初の競走だし、しっかり結果を出していきたい」。
同じく９０期の中村雅（３Ｒ）も「ここに向けての調整は万全。毎日１着を取るつもりで」とこちらも負けてはいない。
初日のトリを務める松岡貴（１１Ｒ）は「多少疲れが残っているかも知れないが、気持ちで地元記念に恥じない競走をしていく」。
地元若手機動型は皆闘志あふれるコメントを出し、迎えた前検日は地元疾風を予感させる。