和歌山記念 Ｇ３ ２日目 （渡辺）

近畿勢が多数勝ち上がった準決勝。決勝まで勝ち上がって近畿地区の記念開催を盛り上げたいところ。
　まずは８Ｒ。金山栄という絶好の目標を得た布居寛は「やっぱりここまで来たら地元記念の優出は何が何でもしたい。しっかり金山に言っておきますよ（笑）」と冗談めかしながらも目は笑っていない。
　９Ｒ。伊原克と稲垣裕は分かれて近畿別線。伊原は「稲垣さんとお互い力を出し切る競走をしましょうと言う事で、お互い納得の別線。ここまで細切れになると展開がどうなるか分からないが、中途半端な競走だけはしないで力を出し切りたい」と意欲を見せる。稲垣も「結局２人しか勝ち上がれない訳だから４人でまとまるのは難しい。自分も今のギヤがフィットしてきているので自分でやりたかったしね」。
　１０Ｒ。前田拓は「ちょっと２日目は自分の油断。自分に気合を入れ直す為にもいい競走をしたい。飯野君－武井君の３番手でも十分チャンスはあると思う」と虎視眈々。
　１１Ｒ。「ちょっと武田さんとの現状の力の差を感じた。悔しいがこれが現実」と言う市田佳は「何とか強い人を打ち負かせる様にいろいろ考えないといけない」と作戦を練る。