名古屋記念 Ｇ３ ２日目 （渡辺）

いよいよ正念場の準決勝を迎える。
まずは準決Ｃ（８Ｒ）。２日目にまさかの６着に沈んでしまった吉田敏は罵声の吹き荒れるバンクから引き揚げてくると、青ざめた表情でローラー室に直行。「明日（３日目）こそは」と絞り出すのが精一杯といったところ。果たしてどこまで気持ちと体を修正してこられるのか一抹の不安はある。
準決Ｂ（９Ｒ）。地元の高橋和の先行１車となり有利か。「デキは凄くいい。踏み出しも連日余裕があるので、何とか２着までには入りたい」とこちらは時折笑顔もこぼれ、全面に意欲を表す。
準決Ａ（１０Ｒ）。山田裕は「前の吉田敏を残しにかかり過ぎた。やっぱり特別なパンツ（ＳＳ）をはいているから、１着にこだわらないといけなかったな（苦笑）。ここは柴崎に頑張ってもらうだけだね」。
もう一つの準決Ａ（１１Ｒ）では、永井清に付く加藤慎は「永井は初日にタイヤからギヤまで何から何まで変えてきっちり修正できていたね。もう何も不安はないし、俺は何も考える事はないよ」と自信の表情。