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二次予選Aでは後ろの古原勝が離れてしまい、不運な7着となってしまった脇本雄。その競走スタイルには地区は違えど見ている選手達からは評価の声が日増しに上がる。坂本英もその1人。「(10Rでは)もちろん中村淳を一番に応援していたが、2番目は脇本君。ああいう魅せる競走をしてくれるコが育ってくれると盛り上がるからね。普段はひょうひょうとしているのに自転車オタクらしいね。自転車の事になると目の色が変わるって言うし、これからも一過性のブームで終わらずブレイクして欲しい選手」と期待を込めて賞賛する。 さて、いよいよ3日目には正念場の準決を迎える。 準決C(8R)では吉川誠が「地元戦ですからね。自分の事だけで精一杯。何が何でも1着権利をものにしたい」とひたすら強調し気合を見せる。 準決B(9R)。佐藤友は「優秀戦は地元勢が揃っていたからやりにくかった。その分もここは力を出し切りますよ」と巻き返しに意欲。 10Rの準決Aでは地元の大将格・高木隆は石橋慎にマーク。「海野敦男とよく練習をしたりしている。その時にアイツの弟子の石橋とも練習した事があるし気持ちは通じているはず(笑)」。 11R・準決A 空いている吉田敏に、佐藤慎と後閑信が付けるか2人が最後まで悩む。後閑が佐藤に「オマエが付けるなら後ろでいいし、自分で何かしたいなら、それはそれで(佐藤に)任せてもいいが…」と佐藤に判断をすべて任せる。それを受け佐藤は自分で動く気持ちもだいぶあったみたいだが、最終的に「俺ら2人が付くっていえば吉田もああいう性格だから頑張る奴。大丈夫でしょう」と吉田に付ける結論になった。