久留米記念 Ｇ３ ２日目（渡辺）

　まず初日を終え、地元の吉本卓は「４角あたりで向かい風が吹いているので、少し最後の直線で勢いを止められますよ。先行するならするで、その辺りは意識しないと」とバンク状況を語る。

　全員権利の優秀戦（１２Ｒ）を走る岩本俊は「捲りになったのは不本意。先行にこだわりたいが、Ａ級の時の様な単純な先行はしたくない。このクラスでもしっかり逃げ切る競走が理想だし、その為に色々と試行錯誤している段階。新しい自分の先行を見せたいし、目先の結果はあまり意識はしていない」とあくまでも勉強中を強調する。

　更に今開催は３着以内に入れば特別昇班、昇級ができるレインボーカップが開催される。まずはチャレンジ戦が２日目の１１Ｒに組まれている。
９７期生にとってはここが昇班の為のワンチャンスで、何が何でも３着に入りたいところ。
近畿の２人、稲毛大と中井太はお互いに「ここに向けて練習してきたので悔いを残さず力を出し切る為にも単騎でも別線になります」と語る。
更に井上崇は「まずは関東３番手ですが、自分の昇班が懸かっているのでシビアに行く時は行く」とこちらも意欲を見せる。