全日本選抜競輪 Ｇ１ 前検日（本田）

　暑い！＿サマーナイトフェスティバルから久々の現場となる僕としては、競輪場までたどり着くのが大変。当然遠くからくる選手達はもっと大変なはずで、意外と地元地区の選手の方が移動疲れもなく、好成績をおさめるかも。そんなシリーズとみています。

　初日のメーンは特選競走。まずは10Ｒから。並びは佐藤友和④－伏見俊昭①、永井清史②－加藤慎平⑦、村上義弘⑨－市田佳寿浩③、石丸寛之⑤－岩津裕介⑧、そして単騎で「位置決めず」の兵藤一也⑥での戦い。３着までが準決直通のスタールビー賞に進めるだけに、佐藤や永井は位置取りの競走に出そう。ならば男気があり、気っ風のいい村上が５００バンクでもなんのその、一気に逃げていき展開は市田に向くはず。きっちり仕事して差し切る③⑨から。３着は巧く追走決めると思われる単騎の⑥中心に「アタリが出てきたし、そろそろ結果を残さないと」と話す伏見の突っ込み①を。
　11Ｒは松岡健介⑥－村上博幸①、坂本亮馬②－大塚健一郎⑧、武田豊樹③－成田和也⑦－佐藤慎太郎④、浅井康太⑨－山田裕仁⑤での４分戦。当然細切れ戦で３人ライン組める武田が有利にレースを運びそうだが、近況乗れている坂本の自在戦から狙ってみたい。「５００バンクは相性悪いんです。でも今回は克服しにきた」とキッパリ。ならば好位確保から捲ってアタマ。②から①、③、⑦、⑧の２、３着ボックス。
　12Ｒは海老根恵太①－渡辺晴智⑦、山崎芳仁②－神山雄一郎⑨－諸橋愛④、小嶋敬二③－有賀高士⑥、井上昌己⑧－小倉竜二⑤での４分戦。ただ井上が「自力、自在だけど、まずは石川勢の後ろから」と話していたので、２対３対４の三分戦となりそうです。ならばこの西日本ラインを潰して山崎が逃げてしまう？＿「なるだけ先手を取りたい。ダメでも積極的に前へ前へ」と番手が地元の神山とあり、山崎からも逃げる気が漂ってきた。ならば宇都宮バンク＝庭の神山の一発⑨②④、⑨④②。

　「以前と違って直線は短くなった」と地元選手がバンクの特徴を語ってくれた。このことを頭の隅には置いておきたい。