高松記念 G３ ２日目（真島）

　本日は高松記念の二日目です。メインに優秀レース「チータカカップ」が行われて、その他二次予選のAとBの６個が中心となりました。本日も勝ち上がり中心に選手の動きを見ていきたいと思います。
　まずは二次予選のBから。目標がなく苦しい戦いとなった垣外中勝哉だが中団を確保し、三好の逃げを２角から捲る。追走の杉本を踏み出しで離し快勝した。相変わらずタテの脚のキレは素晴らしいものがある。
　二次予選Aでは９Rを走った手島慶介の動きが俊敏であった。目標の小林大が先行するが桐山敬に捲られてしまう。その桐山のスピードはかなりよかったため、仕事をすることができず切り替える形となったが、そのスイッチは一瞬。実に俊敏にして軽快であった。
　連日人気となっている小嶋敬二。道中は飯野祐太にフタをされてしまい終止内に包まれる形となった。ようやく外を踏む流れになったが時既に遅し。後方になる上に、踏んでも車の伸びは全くなし。今までのパワフルな走りは今節一度も見せていない。
　明日は準決Cとなった。さすがにここでは負けられないところだが、今回のデキから考えてみると正直それも分からない感じだ。
　明日は準決勝。決勝戦進出を考えてより一層激しい戦いとなりそうだ！４つの準決からは目が離せそうもない。

高松記念 G３ 初日（真島）

　本日は高松記念の初日です。朝からうだるような暑さとなり厳しい一日でした。走る選手もこの気温と湿度のせいか検車場に帰ってくると汗でびっしょり。さらに口々に「重い」と言っていました。
　さて、ここでは初日に動きの良かった選手をここで挙げていきたいと思います。
　まずは徳島の阿竹智史。ここ最近は成績が上昇。その勢いは確かなものだった。鐘で押さえに出てペースに持ち込み別線を完封。直線でも踏み直しをしっかりと決めて増田の追込みを堪える。捲りの得意な車だが逃げて結果を出せるだけに状態的には好調なのだろう。
　地元戦で気合の入る児玉慎一郎も動きは軽快だった。レースは小松剛と橋爪亮との叩き合いとなり、流れは脚を溜める目標の大西祐に向く。仕掛けもスピードも大西のだったが直線に入ってから児玉が楽に差し込む。配分欠場中にじっくりと練習した結果がでた様な感じだ。
　最後は佐々木則幸。目標の山田が仕掛けを見てしまい後手を踏む展開となり苦しくなるが、最終的には自ら捲って前団に迫る。結果として捲れはしなかったが、そのスピードはかなりよかった。二次予選でも気合の入ったレースを見せてくれそうだ。