玉野競輪 開設５７周年記念 前検 （伊藤）

　競輪場の横が海。海なし県の埼玉に住む者としては海があるだけで興奮。瀬戸内海なんてなかなか見られませんからね。

　今回はダービー前？　の影響か　岡部芳幸、佐藤友和、後閑信一、新田康仁の主力級が欠場して特選のメンバーはかなり寂しくなっています。そんな中で気合倍増の地元勢に話を聞きました。

　９R　豊田知之「ようやく調子が戻った。でももう歳だから正直走ってみないと感じはわからない。初日の調子が良ければ４日間いいはず」。
　友定祐己「名古屋記念は調子良かった。ただ３日目の落車でまだ首に痛みが残っている」。
　１０R　岩津裕介「次はダービーもあるし今やれる事は全てやってきた」。
　石丸寛之「特別ここに向けての練習はしてないけど調子は上がってきたね」。
　１１R　三宅伸「地元だからと意気込んだりはしない。普通ですよ。自分の力を出すだけ」とベテランのコメント。

　初日は地元勢の走りに注目します。

名古屋記念 G3 三日目（本田）

　明日は最終日ということで決勝戦が行われますが、僕の注目はひとつ前の１１レース、ルーキーチャンピオンレース（９２期）の戦いに注目したい。

　僕が会社に入って初めて生で見たのが暮れのグランプリシリーズ中に行われた７７期生の戦い。今回出場している小野俊之がＶを飾ったレース。その時の自分は僕と同い年の小林正治から車券を購入し見事外れ、それから何度もルーキーチャンピオンレースの車券を購入しましたが、当たったのは一度だけ。３年前の菊地圭尚が捲って明田春喜が抜いたやつ。買った理由は菊地と明田が高校の「同級生」と知り、絆の強さを信じた為。その８９期生のレースを当てただけ。
　
　その後９０期生の大会は熊本競輪場で行われ、地元の松岡貴久の勝利。９１期生は出場９選手の中で一番競走得点が低い（選考期間中）、要するにギリギリ出場権を得た菅田壱道のＶ。最近は「同級生」「地元」「最後の切符」と何らかの理由がある選手が勝っている。ヒントが隠されているということ。じゃあ今回は？　大方の予想は唯一のＳ級選手である牛山貴広の「格」を信じて彼の優勝とみるのだろうが…。しかし僕は「ナンバーワン」を狙ってみたいです。ご存じの通り９２期生の在校１位は柴田洋輔。ファンが大勢集まった去年のグランプリの日、前座戦（Ａ級）とはいえ見事Ｖを飾った。あの大一番で緊張する中初Ｖは見事だったし、心臓の強さを感じた。一発勝負は強いと僕はその日に確信した。

　明日の１１レースは柴田洋輔から買ってみます。