共同通信社杯 Ｇ２ 初日 （五十木）

　２日目のメインレース「京の雅賞」で村上義弘と博幸の兄弟が初の連係をする。
大スターだった兄の背中を見て一歩、一歩成長してきた弟が肩を並べる同じレースになって涙ながらにコメントした。

　村上博幸「これまで自分を育ててくれた兄に何も恩返ししていない。前で頑張りたかったが、今回は後ろ。実績をつけて兄におまえに任せると言ってもらえる選手にならなければ…」
　村上義弘「前のレース（１１Ｒ）で弟が１着を取ったので何としてでも２日目は一緒に乗りたいと無我夢中で走った。弟が前で頑張ると言ってくれたけど、自分のスタイル(自力）と弟のスタイル(自在）があるし、それを崩したくなかった。もちろん流れ次第ではシビアに弟には勝つレースをしてもらいたい」

さぁ、初連係のこの兄弟が、どんなレースを見せるか楽しみな一番となった。

松戸ナイター Ｆ１ 前検日 （本田)

　今回の松戸には長期欠場明けの選手が二人。まず地元の清水正人（79期・千葉）は一年振りの競走だ。「５月に退院して、それからはずっと自転車には乗ってます。最初の頃はサイクリング程度。でも最近はやっとちゃんとした練習ができるようになってきた」とニコリ。明日は２レース⑧番車で小杉和人の前で自力、自在のレースをする。「小杉さんは兄弟子なんで下手はできない」と気を引き締めた。

　４レース①番車の野井正紀（63期・神奈川）は140日振りの競走参加。更に前期Ｓ級の実力者だ。「全然ダメ。期待しないで」とポツリ。それでも「気合入れてやってはみるけど」。

　長期欠場ではないが、青森記念で落車し欠場した合志正臣（81期・熊本）も今回は強行参加。「（落車の）影響はあるんだけど」と第一声を発したが「練習はできたんで。今回来るか欠場か迷ったんですが練習の感じが良かったんで参加を決めました。久しぶりのF1だから緊張するな(笑)」。シリーズリーダーはいたって元気。明日は11レースの⑦番車で出走します。

　今日「さいたま市民会館おおみや」でザ・クロマニヨンズのライブを聴きに行く予定でしたが、甲本ヒロトさんの急病の為に公演は延期。残念です。でも延期された公演は１月31日に振り替えられてチケットもそのまま有効。その日は僕の誕生日だし、かえって良かったかも。