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今は6月、今期最後の月である。競輪選手は昇降級の制度があるため「競走得点」に振り回される時期。70点ギリギリのA級選手はその70点キープに必死で88、89点辺りの人はS級昇級を目指し気合いの走りをみせる。逆に93、94点くらいのS級選手はS級残留にむけてこちらも気合いの走りをみせる。
意外と盲点なのは競走得点90点以下のS級選手。もうS級残留は絶望的で諦めムードかと思うがそうでもない。「少しでもいいレースし、いい着取りたい」と北沢育夫(74期・神奈川)がヤル気をみせる。なぜ? 「来期(7月)からA級(に降級)なんですよ。だから直近四ヶ月の競走得点で特選回りか、選抜戦回りかが決まるじゃないですか。なので少しでも点数を戻して(上げて)特選シードされるようにしなくっちゃ。頑張りますよ」と、ガツガツとはしていないがヤル気はすごく伝わってきた。そうか! 来期A級に落ちるS級選手は諦めていないんだ。狙ってみる価値はあります。