松戸 Ｆ２ 前検日 (本田)

　明日から松戸競輪では地味にF2戦が行われます。

　まずは１レースの山中孝一（88期・埼玉）。バック数25本（近況12場所中）と「超」がつくほどの徹底先行タイプ。「でもちょっと前は30本くらいあったんですよ。ここ２場所くらいで減らしてしまいました」と不満げ。「だから今開催からまた増やしていきます」との事。ならば番手回る菅沼清二⑦が展開有利だ。
　２レースから金沢幸司（91期・福島）。デビュー当時はプロのペースに馴染めず大敗続きだったが、近況は初日の連絡みが目立つ。「やっと戦えるなぁと思えるようになった」と苦笑い。そして「松戸は好きなバンク」との事。初勝利がここだったし、通算５勝のうち２勝している相性良いバンク。大駆けもありそうだ。

　４レースの飯塚恒利（50期・茨城）は159日間、競走から離れていた。「弥彦の落車で骨盤を骨折しちゃって…。ここに来る直前に２ヶ月くらい練習はしてきたけど、まだまだでしょう。走ってみないと分からないけどね」。ますば無事完走する事が第一か。

　６レースの宇賀神佳克（71期・栃木）は「単騎で切れ目から自在にやる」とひと言ながらも、前回は捲って２着を奪っているだけに侮れない。

　８レースの斉藤和伸（91期・埼玉）は前回から中21日と空いた。「だから練習は十分過ぎる程やりました。松戸バンクとの相性もいいし、今回はやれそうな気がします」。怖いのは練習しすぎによるオーバーワークくらい。
　地元期待の春日勇人（82期・千葉）は９レースに登場。「３場所前の大宮の後から納得いく練習が出来始めた。でも最近は１着が全くないからどうかな？　」と首をかしげたものの現在通算勝ち星は99勝。地元で節目の100勝を狙っている。

　メインの10レースからは二人。まず好調な白岩大助（84期・埼玉）。「一年くらい前からフォームをかえて乗ってきたが、やっと好成績が残せる様になった。前走の玉野の前に三週間、今回は約二週間空いて練習はかなりやってきた」と完調な仕上がり。対して対照的に暗いのが千葉尚也（86期・岩手）。「前前回の松坂での落車（の影響）で前回は散々。今のデキじゃ予選レースでも勝つのは厳しい。それくらいの調子」と終始嘆いていた。３日間苦戦必至か。

　明日から川崎競輪の併売（後半３個レース）も行われる松戸競輪。是非足を運んでみてください。

玉野記念 G３ 最終日 (伊藤)

　冬の玉野はホントに寒くて、海からの強風がバンクを回っています。コンディションが悪い中、勝ち上がったのは調子のいい選手の集い。
　ただ一人、手島慶だけは「車の出は悪い。本調子じゃない」と言ってますが…。
　決勝の狙いはラインしっかり岡部の巻き返しが早いとみて、有坂の差し。
　①⑦、①④から。