東西王座戦 Ｇ２ 初日 （本田）

　今回はＳ級トップクラスが揃っただけに豪華。どこからでも買ってみたくなってしまうくらいのオールスターなメンバーだ。しかしその反動で前半レース（1Rから5RのF1戦）は全く興味がない、と言っていいくらいのメンバー構成。売り上げ低下の原因になりそうで、この業界に携わっているものとしては心配です。

　明日も東西王座戦の方はオール予選。初日に８、９着取った選手はまず決勝に進むのは無理そうで、やはりシゴロ（４、５、６）着の選手が勝負駆けで奮起しそうだ。その中で面白そうなのが11レース。

　ズバリ山口富生（68期・岐阜）と山口幸二（62期・岐阜）の兄弟二人が気になる。富生が初日５着で幸二が４着。正直共に１着が欲しいところ。兄が「富生と一緒は滅多にない機会。点数ないし俺が後ろ」と言えば、弟は「兄とは過去２回連係ある。今回は譲ってもらえたし、前回りで小嶋（敬二）君の番手へ」としっかり兄弟でライン固める。その前回る小嶋は今日１着でほぼ優出が当確。ならば逃げて、山口兄弟に１着をプレゼントすることも十分。小嶋①ー富生⑨ー幸二⑤でカマして、富生から⑨＝⑤、⑨①と買いたい。

　今日はプラスマイナス０。明日はプラスに転じる様に頑張ります。

東西王座戦 Ｇ２ 前検日 （本田）

　明日から宇都宮競輪では東西王座戦が開催されます。気になる選手をピックアップしましょう。

　まずは近況好調な新田康仁（74期・静岡）。小倉競輪祭で優出し、直前の地元記念では完全優勝を決めた。「自然体で走れているのがいいのかな」とあくまで冷静。「でも調子はすごくいいし、この流れで今回も走りたい」と笑顔。何かやってくれそうな気配だ。
　小倉競輪祭で準Ｖの伏見俊昭（75期・福島）は「競走ではあまり（宇都宮で）走ってないけど、練習しによくここには来ているんだよ。だから走り慣れたバンク」。
　落車明けの地元・坂本英一（59期・栃木）。「落車した当初は落ち込んだけど、今は大丈夫。練習も出来たし。40（歳）手前だしコクのある大人の走りをします」とニヤリ。
　前回の大宮F1は体調が悪いながらもＶ飾った中川誠一郎（85期・熊本）。「次回は地元記念、それが控えているので練習はしっかりやってきました」と更に上昇していそう。

　車券を当てて、おいしい餃子をお土産に買って帰ります。その為にもまず明日！