取手 F２ 初日 （本田）

　連戦の疲れが出て体が重くってダルい。これを取り除くためにも明日は車券を当てないと。

　今開催のV候補のひとりである川口直人（８４期･神奈川）。前回は捲ってVを飾った。「すんなり四番手を取れたんで、そこから捲って楽に勝てました」と笑顔。捲り一辺倒だがバック数は２０回と徹底先行並み。「先行も一杯しているんですよ（苦笑）。でも逃げた時は着に絡めないんで。だから先行した時はバック数の数字がひとつ増えて、捲った時は連絡みの決め手がひとつ付く。全く別々のデーターなんですよ」と青競新聞のデーターの解読？をしてくれた。以前のパワフルさが戻ってきているだけに準決は不動の本命。素直に明日（準決）は狙ってみて下さい。

取手 F２ 前検日 （本田）

　昨日３４回目の誕生日を迎えた僕。家族や知人から 「おめでとう」と言葉やメールを頂いたが、決しておめでたくない出来事がひとつ。愛時計のフランク･ミューラー（手巻き）が巻いても巻いてもピクリとも動かない。大宮そごうのフランク･ミューラーのサロンに持っていくと「ゼンマイが切れてますね」と一言。オーバーホールし最低でも５万７千円はかかるという事。そのお金を捻出するためにも、今度は負けられません。明日からの取手競輪は頑張ります。

　まずは１Rの新谷隆広（４８期･群馬）。自在脚質の今井好治のマークだが「以前彼にはここ（取手）で２周逃げてもらった事がある」とニコリ。「だから信頼しております」ときっぱり。両者の絆はとても固そうだ。
　４Rは新人２人の同期対決。関根大悟（９１期･埼玉）、平間一洋（９１期･宮城）共に「年齢も同じだし彼には負けられない」と真っ向勝負を宣言。ならば高沢淳一（５１期･千葉）のひと捲り。「僕も捲りの決め手が３回あるし、やり合ってくれれば」と捲る気十分。ならば高沢①-小松政則⑦で捲って①=⑦。
　６Rは吉沢隆男（５２期･東京）が気になる。「北ラインから」のファイナルアンサーも、メンバー表をみた時は「地元には競れないし、それ以外は何でも」と言っていた。理由を聞くと「こっち（取手）で練習しているんですよ、今は。ちょっと東京の方じゃ練習できなくって。だから地元には絶対に競れない」との事。更に「大した練習もしてきてないし、強気にもなれない」と終始弱音ばかり。
　 面白そうなのは８Rの千葉両者。前回りの新人･中川慶一（９１期･千葉）は「追加は昨日（３１日）もらったんだけど、結構練習していたので正直オーバーワークかな。でも、だからここは逃げないとね」と主導権取りに燃える。マークする林和夫（５８期･千葉）は「前回（観音寺で優出し）結果が出たので気分よくここに向けて（２週間）練習してきた。追加も入らないと思って強めにやり、３日前くらいから疲れを取る事に専念。いい感じで乗り込めました」と表情からみても充実な仕上がりと読める。最後に「中川君とは初連係だけど信頼してます」と言い、記者達の前から姿を消した。ここは素直に番手有利な林③から買ってみたいです。